あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】心臓病 所沢ハートセンター「心カテーテル治療」では関東5指
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【日本の病院の実力】心臓病 所沢ハートセンター「心カテーテル治療」では関東5指

国内で年間18万人以上もの命を奪う心臓病。心筋梗塞や狭心症などの発作がひとたび起こると、医療機関での迅速な治療を受けることが不可欠。しかし、大きな総合病院では、数の限られたICU(集中治療室)を脳神経外科など他科も使用しているため、循環器救急のために絶えずベッドを空けておくのは難しい。そんな状況を打開すべく、2005年に開院したのが所沢ハートセンターだ。

 「CCU(冠疾患集中治療室)や空きベッドの管理をして多くの患者さんを救命したかったのですが、以前勤務していた総合病院では名ばかりの心臓病センターで困難でした。循環器専門施設であれば、CCUや検査機器なども自由に使えます。専門の看護師や技師の体制も整えやすい。それで、開院することにしました」とは、桜田真己院長。

 同センターでは、24時間体制で患者を受け入れ、心筋梗塞や狭心症、心不全、不整脈などの循環器の病気を専門に治療している。心臓の冠動脈画像を外来で10分足らずの検査で映し出すマルチスライス(64列)CTなどの検査機器も充実。開院直後から患者は増加し、心臓の血管に細い管を入れて血流をよみがえらせる「心カテーテル治療」では、関東で5本の指に入るほどの実力を誇る。

 「対応が遅れると危険な患者さんを検査技師さんやナースが臨機応変に対応してくれますので、タイミングを逃さず治療できるのが利点です」

 こう話す桜田院長は、循環器専門施設の開院というひとつの夢を果たし、次なる目標に向かって突き進んでいた。そのひとつが、アンチエイジングセンターの開設。循環器疾患の早期発見・予防に特化して、2年後の開設を目指している。

 「心筋梗塞や狭心症は、動脈硬化が原因です。血管の内皮機能を調べる検査を導入していますが、若い人でも機能が落ちている人が多い。早期発見し予防する手段を考えています」

 もうひとつ、足の閉塞性動脈硬化症では、新たなレーザーを用いた治療法を開発した。20年前から研究を続けてきたそうで、今春には臨床試験をスタートさせる予定だ。

 「従来から用いられている血管を広げる金属のステントでは、足のように血管が外圧を受けやすい箇所では、ステントがつぶれやすいといった欠点がありました。それを解消したい」

 この治療法は、世界に発信できるメード・イン・ジャパンとして、初お目見えするという。循環器疾患を減らすため、桜田院長の取り組みに終わりはない。

 〈データ〉2009年実績

 ★心カテーテル治療818例

 ★ペースメーカー治療48例

 ★下肢動脈治療66例

 ★病床数19床

 〔住所〕〒359-1142埼玉県所沢市上新井2の61の11
 TEL04・2940・8611

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