あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【1分で判明!病気チェック】絢香だけじゃない! あの大物政治家も…バセドー病
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【1分で判明!病気チェック】絢香だけじゃない! あの大物政治家も…バセドー病

人気歌手・絢香(21)が俳優・水嶋ヒロ(25)との結婚会見で罹患を告白。故・田中角栄元首相も持病だったことで知られ、男性でも少なくない甲状腺の病気。放置したままだと心房細動(不整脈の一種)を起こして心不全や脳梗塞などを招く恐れもあるので要注意だ。

【常にジョギング状態】

 「バセドー病」は、喉仏の下に付いている甲状腺の機能が亢進して“甲状腺ホルモン”を過剰に分泌してしまう病気。原因は甲状腺を刺激する抗体が体内に作られるためだが、なぜ作られるのかは分かっていない。

 「特に発症のキッカケになる誘因はなく、誰に起きてもおかしくない。ただ、遺伝的な素因も関係するので、橋本病など含めて甲状腺疾患の人が血縁者にいたら注意した方がいい」と話すのは、バセドー病に詳しい「虎の門小澤クリニック」(東京・西新橋)の小澤安則院長。

 甲状腺ホルモンは脳、心臓、消化器官、筋肉など全身に作用し新陳代謝を活発にする働きがある。過剰になると、動かなくても常にジョギングしているようなエネルギー消費が激しい状態になるのだ。

【2-3割に眼球“異変”】


田中角栄氏(クリックで拡大) 特徴的なのは、汗をかく、動悸、イライラなどのホルモン過剰で起こる症状の他に、甲状腺が腫れて大きくなる(甲状腺腫)こと。また、すべてではないが2-3割に眼球の突出が目立ってくる。

 「眼球の後ろの脂肪組織や筋肉が炎症やむくみで体積が増えるため、眼球が押し出されてくる。物が二重に見えたり、結膜の充血などの症状(バセドー眼症)が現れる」

 加えて1-2%だが、男性だけに起こる症状もある。休んだ後に手足が動かなくなり、数時間内に自然と治る発作を繰り返す「周期性四肢マヒ」。目立つほどではないが、胸が女性のように膨らんでくる「女性化乳房」だ。

【放置すると心不全のリスクも】

 治療で目指すのはホルモン分泌量を正常値にコントロールし続け、薬がなくても正常域となる「寛解(かんかい)」の状態に持ち込むこと。多くは「抗甲状腺薬の内服」で行うが、副作用や甲状腺が大きい、再発が多いなどの問題があれば「手術(摘出)」や「アイソトープ治療(放射線ヨード内服)」が検討されるのが一般的だ。

 この病気で最も怖いのは未治療での放置やコントロール不良。動悸や頻脈は心房細動に発展し、心不全に進むリスクが高まる。また、手術や感染症などの合併があると「甲状腺クリーゼ」という状態になることがある。高熱、激しい頻脈、意識混濁などを起こして致死率も高い。

 「他の疾患と間違って治療されているケースもある。鑑別・治療は甲状腺の専門医に診てもらうべき」と小澤院長。

 汗かきでじっとしていられないアグレッシブな人、要チェックだ。

【「バセドー病」チェックリスト】

 □暑がりで汗を多くかく

 □動悸がする、脈拍が早い

 □疲れやすく、体がだるい

 □便がゆるくなった

 □落ち着きがなく、イライラする

 □手が震える

 □食べているのに痩せてきた

 □眼が大きく出てきた

 □喉仏の下の辺りが腫れてきた(甲状腺腫)

 思い当たる項目が多ければ可能性がある

 *虎の門小澤クリニック/小澤安則院長作成

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