1

【カラダの不思議】春の宴会シーズン到来…いろいろな酔い方するのはナゼ?

お酒を飲んで笑い上戸になる人、泣き上戸になる人、グチっぽくなる人などがいる一方で、「お酒を飲むといつもより冷静になってしまう」人もいる。なぜなのか。

 「『うつ』の捨て方 考え方を変えるために考える」(編著/弘文堂)を持つ、医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長に聞いた。

 「飲んだアルコールは胃や腸から吸収され、血液と一緒に全身をまわります。酔いの感覚は、脳に届いたアルコールによってもたらされます。

理性や判断力をつかさどる『大脳皮質』がアルコールでマヒさせられ、抑えられていた大脳辺縁系(本能や感情の座)の活動が活発になり、酔った感覚になるんです」

 酒量やアルコールを代謝する酵素の強さによって、酔い方もさまざま。

喜怒哀楽があらわになるのが、いわゆる「笑い上戸」「泣き上戸」などで、「社交的で面倒見のよい親分肌の人は、大きな声で饒舌になる」「日頃のストレスが一気に解放されると、口数が多くなる」などの傾向があるそうだ。

 「ただし、いくら飲んでも酔いの感覚が得られず、逆にさめた気分になって口数が少なくなったり、落ち込んだ感覚になったりする人もいます。

これは、飲むときの状況や、性格にもよるでしょう。例えば、恋人にフラれた後や、仕事でミスをした後の酒はおいしくないことが多いでしょうし、クヨクヨ悩むタイプの人は、飲んでも簡単に気分を切り替えられないでしょう」

 良くも悪くも、そのときの感情が、酒により先鋭化する場合が多いそう。

 「ただし、血中アルコール濃度が高くなり、脳のマヒが進んでしまって周囲から冷静になったように見えることもあります。また、脳に作用するような薬を服用していると、飲酒によって変な酔い方をすることもありますので、注意が必要です」

 やはり酒はほどほどに。

関連記事
スポンサーリンク メイン3
カテゴリ
★★互助会推薦★★
最新記事