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【カラダの不思議】ストレスのほとんどは「人間関係」が原因?

日々の仕事の中で感じるストレスの正体。実はほとんどが、人間関係だと聞く。それってホント?

 「『うつ』の捨て方 考え方を変えるために考える」(編著/弘文堂)を持つ、医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長に聞いた。

 「『雑用ばかりやらされる』『社長のワンマン企業で社員の意見が通らない』『上司が嫌い』など、仕事の悩みは人それぞれだと思いますが、それらは『ストレスの原因』ではありません。

かといって、その人自身に問題があるわけでもありません。ストレスの本当の原因は『人間関係』です」

 でも、「雑用ばかりなのが嫌なだけ」、「仕事が忙し過ぎて辛いだけ」などという人もいそうだけど…。

 「例えば、雑用ばかりやらされているときや、莫大(ばくだい)な量の仕事を抱えて忙し過ぎるとき、周囲の人たちが常に感謝してねぎらってくれていたとしたら、どうでしょうか。

きちんと評価、感謝されていれば、つまりは『人間関係』がうまく回っていれば、精神的なストレスは違ったんじゃないでしょうか」

 実は、被災地へのボランティアなどを見ても、現地で行うほとんどが単純作業であり、「雑用」に近いものだという。

 「それにもかかわらず、ボランティアの人たちはわざわざ休日に交通費も自腹で何時間もかけて被災地まで行きます。心がきれいだからということもあるでしょうが、『困っている人を助けたい』思いがあるからこその行動ですよね。

そして、被災者から感謝され、『自分を誇らしく思える、好きになれる』ことが大きいはずです」

 同じように「退屈な書類整理」も、誰からも感謝されずねぎらってもらえない場合は、ストレスが大きく、感謝されて褒められる場合はストレスが小さくなるそうだ。

 「ポイントは、『仕事内容』でも『人間』でもなく、人と人との『関係性』です。自分がストレスと感じていた仕事や人物は、自分とどういった人間関係ができていなかったために生じているかを考えてみましょう」

 そして、少しでも関係性を良くする行動を具体的に考え、始められたら、ストレスは軽減されるそうだ。お試しあれ。

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