l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【今日のストレス 明日の病気】「高尿酸血症」の健診結果を10年放置…ついに痛風が発症!


【今日のストレス 明日の病気】「高尿酸血症」の健診結果を10年放置…ついに痛風が発症!

尿酸値が高くても、すぐに症状が出るわけではない。でも、放っておけば、いずれ痛風となって涙を流すことになる。しかも、尿酸値を高める要因は、有名なプリン体だけではない。ストレスも大きな発症要因なのだ。

 中間管理職のCさん(39)は、普通の会社でいえば「課長代理」といった役職。仕事は忙しく、この10年はまともに有給を使ったこともない。そして、ご多分に漏れず、上と下に挟まれて苦労している。何事にも、きまじめな性格の彼に、心の安らぎは皆無となっている。

 会社の健診は毎年受けているが、10年前から高尿酸血症と指摘されるようになる。

 「気にはなるけれど痛みもないし、何より忙しいので…」と、見て見ぬふりを決め込んでいた。

 ところが先日、ついに恐れていた症状が出た。

 「左足の親指の付け根に激痛が起き、見ると赤く腫れ上がっている。半日だけ会社を休み、すぐに病院に行きました」

 自分でも覚悟していたというが、医師の診断は予想通り“痛風”。その日から投薬治療が始まった。

 「高尿酸血症だけでは痛みは出ませんが、その状態が続くと、血中から洩れた尿酸が関節などに結晶となってへばり付く。何かの拍子にそれが剥がれると、痛風発作という激痛になります」と語るのは、藤田保健衛生大学医学部講師の田中郁子医師。続けてストレスとの関係を解説する。

 「原因は明らかになっていませんが、精神的ストレスが血中の尿酸値を押し上げるのは事実です。Cさんの場合、ベースに高尿酸値状態があったのに治療を受けず、そこに仕事の忙しさや人間関係の抑圧などのストレスが加わり、さらに尿酸値を高めて痛風に至ったと思われます」

 治療を始めてからは症状は治まっているというCさんだが、田中医師は「10年かかってできた痛風は、10年かけて治す覚悟が必要。さらに放置すると、今度は腎機能が低下して人工透析に移行する危険性もあります」と警鐘を鳴らす。

 今年40代に突入するCさん。最もストレスのかかる年代をどう切り抜けるのか。上司と部下が冷ややかに注目している。

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