あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【気になるこの症状】狭心症は「寒さと早朝」に注意!胸でなく奥歯が痛いことも
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【気になるこの症状】狭心症は「寒さと早朝」に注意!胸でなく奥歯が痛いことも

血圧変動が激しい冬は狭心症の発作を起こしやすい。症状は、数分間続く胸の痛み。平常時の心電図検査では、異常は分からない。疑いがあったら、循環器科の専門医に詳しく調べてもらおう。

 【血管が狭窄、ケイレン】

 狭心症の発作は、心臓へ血液を送る冠動脈の血流が一時的(数分間)に悪くなることで起こる。

 日本循環器科学会専門医で光が丘クリニック(東京・板橋区)の徳安良紀院長は、「体を動かしている労作時に起こる“労作性狭心症”と、安静時に起こる“冠れん縮性狭心症”の2種類ある」と説明する。

 「労作性は、動脈硬化で血管の内腔が狭くなっていることが原因。冠れん縮性は、血管にケイレンが起きて血管が狭くなって発作が起こる」

 冠れん縮性狭心症は早朝に起こりやすい。なぜ血管がケイレンするのか、原因ははっきり分かっていないという。

 【冬と早朝は要注意】

 労作性狭心症の人は普段、ある程度、血流が保たれているので安静時に症状はない。体を動かして心臓が必要とする酸素量が増え、酸素を運ぶ血流量が追い付かなくなると発作が起こる。

 「“寒さ”と“早朝”は狭心症に悪い。心筋の酸素消費量を表す簡単な計算は、“血圧×心拍数”。血圧が上がるほど酸素が必要。冬は血圧が極端に上がる。早朝も交感神経の切り換えがうまくいかないと、血圧が上がります」

 典型的な発作の症状は、別項のような“胸の痛み”。ただし、中には奥歯の痛み、左腕に痛みが走るなどの放散痛を感じる人もいる。高齢者や糖尿病では無痛性の場合があり、自覚が乏しいことがあるという。

 【不安定なら手術も】

 通常、ほとんどの発作は3-5分で治まる。10分以上は要注意。30分以上なら、心筋梗塞を起こしている恐れがあり、救急搬送が必要だ。

 「発作が治まった後に心電図検査をしても異常を示さないので、必ず循環器科の専門医に診てもらうことが大切。精密検査は、運動負荷試験や造影検査などで調べます」

 治療は、普段は血管拡張薬や血小板抑制薬などの常用薬の服用を続ける。加えて、発作が起きた時には即効性のあるニトログリセリン(冠動脈拡張薬)の舌下薬やスプレーを使って対処する。

 「患者さんの多くは薬でコントロールできる安定狭心症です。しかし、発作の痛みの程度が強くなったり、頻度や時間が増える不安定狭心症になると、急性心筋梗塞のリスクが高まる。状況に応じて、血管を広げるカテーテル手術やバイパス手術が検討されます」

 糖尿病や高血圧、脂質異常症の人は労作性狭心症になりやすい。予防には、まず持病の管理が重要だ。

【狭心症発作の特徴】

★《胸痛》締め付けられる痛み、押し潰されるような痛み、痛みの範囲は一点でなく、こぶし大から胸全体
★《放散痛》奥歯が痛い、喉が詰まるような痛み、左腕に痛みが走る、など
★《無痛性》息苦しさ、胃のむかつき感、など

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