あなたの健康はお金で買えますか・・・? 食べていい油「オメガ3脂肪酸」―ただし摂りすぎは前立腺がんのリスクを高める
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食べていい油「オメガ3脂肪酸」―ただし摂りすぎは前立腺がんのリスクを高める

「オメガ3脂肪酸」とは、「DHA」「EPA」に代表される「身体にいい油」。魚などに含まれ、積極的に食べることが推奨されてきましたが、食べ過ぎはがんのリスクを高めるという衝撃の事実が分かりました。

青魚などに含まれる「オメガ3脂肪酸」は、「健康にいい油」として有名。名前くらいは聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。米オハイオ州大学の研究チームは、アメリカ、プエルトリコ、カナダの50歳以上の男性を対象に、血中のオメガ3脂肪酸の濃度に関する調査を行いました。

この結果、意外にも、血中のオメガ3脂肪酸が多い人は、初期の前立腺がんを患っている確率が43%、進行した前立腺がんを患っている確率は71%も高いことが分かりました。

大方の予想を裏切る結果となった今回の実験。オメガ3脂肪酸やビタミンE、セレンといった栄養素には抗炎症作用があることから、がんの予防にも役立つと考えられてきました。

研究チームは過去、2001年に、ビタミンEとセレン(抗酸化作用に優れている栄養素)が前立腺がんとどのように関わるかという実験をしています。この時にも、ビタミンEは前立腺がんの予防には効果がないという結果が出ています。

また、大豆を常食するアジア人に前立腺患者が少ないことから、前立腺がんを切除した患者に大豆のサプリメントを飲ませてみるという実験も行われました。大豆は、特にビタミンEが豊富。しかし、再発率は飲んでいない人と同程度だったそうです。

オメガ3脂肪酸は、遺伝子を含む核酸に作用することが分かっており、これががんの原因になっているのではないかという意見もあります。

アメリカがん協会のマクロ―博士は、それでも、「直ちにオメガ3脂肪酸を避ける必要はない」との見方を示しています。オメガ3脂肪酸が人間に必要不可欠な栄養素であることは間違いなく(脳に多く含まれます)、それ自体が確実に前立腺がんの原因になるという証拠はみつかっていないからです。

「魚と野菜を中心とした食事は続けるべきでしょう。食事で摂(と)る分には、過剰摂取にはなりません。ただし、オメガ3脂肪酸をサプリメントで摂(と)ろうとする場合は注意が必要です。特に男性は、医師に相談してから飲むことをおすすめします」

身体にいいとは言っても、何事もやりすぎは禁物ということですね。あくまでもバランスのいい食事を心がけたいものです。

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