あなたの健康はお金で買えますか・・・? 食品を買うときには「原材料表示」に注意せよ! あなたが健康のために摂っているものはアンチエイジングの大敵かも!
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食品を買うときには「原材料表示」に注意せよ! あなたが健康のために摂っているものはアンチエイジングの大敵かも!

「アンチエイジング」と聞くと、女性が若く美しくいるためのものだと考える人が多いかもしれません。しかし、実は男性の皆さんにも、「アンチエイジング」は人ごとではないのです。

なぜなら、老化に伴って上昇する糖尿病やメタボリック症候群などを含む生活習慣病や癌などの問題が発生するリスクを、「アンチエイジング」は下げてくれるから。つまり「アンチエイジング」は、究極の予防医学なのです!

ということで、先日はアンチエイジング(抗加齢医学)を専門にしている内科医の先生で、日本エイジマネージメント医療研究機構理事もなさっていらっしゃる青木晃先生にお聞きした、

アンチエイジングに効く食事の摂り方を紹介しました。今回は、前回の内容に加えて青木先生が教えてくださった、アンチエイジングのための「原材料表示」の見方を紹介します。

■「酸化」と「糖化」を避けること

アンチエイジングについて意識が高い方には復習になりますが、基本的なことをご紹介。老化を加速させるとして最近言われているのは「酸化」と「糖化」です。「酸化」は体が錆びるイメージ、「糖化」は体がこげるイメージだと言うと覚えやすいかもしれません。

「酸化」を簡単に説明します。酸素は私たちが生きていく上で必要なものですが、酸素を利用すると、体の中で「活性酸素」というものが発生します。

この「活性酸素」は、一説には90%以上の病気に関与しているのではないかと言われるほど、体に害を及ぼすもので、ストレスが多かったり悪いものを食べたりするとたくさん発生してしまいます。

人間の体にはその「活性酸素」を無毒化するシステムも備わっているのですが、そのシステムが加齢によって弱まったり、「活性酸素」が発生しすぎたりすると、無毒化が追いつかず、体が「酸化」してしまうのです。

「糖化」とは、簡単にいえば、体内で糖が蛋白質と反応して違う「AGE(終末糖化産物)」に変化してしまうこと。AGEが体内に蓄積すると、骨や血管がもろくなったり、皮膚の弾力性が損なわれたり、もっと悪くすると糖尿病の合併症が発症してしまうこともあるのだとか。

「酸化」も「糖化」も、恐ろしいものですよね。「じゃあ、抗酸化作用のある食品や、抗糖化作用のある食品を食べた方が良いってことよね」と思った皆さん。その発想は間違いではないですが、青木先生はそれよりも大切なことがあると教えてくださいました。

■基本になる考え方は「悪いものを摂らないこと」

「トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があるから、アンチエイジングに良い」などという話はたくさん言われていますが、青木先生によると、アンチエイジングのためには「まずは悪いものを摂らないことが大切」とのこと。

考えてみれば、一方で「酸化」するような食品を食べておきながら、一生懸命「抗酸化」の食品を食べるのって、ナンセンス。だったら、最初から「酸化」するような食品を食べなければいいのですよね。でも、じゃあ何を食べないようにすればいいの? そんな皆さんの疑問に、青木先生はズバッと答えてくださいました。

■悪い油を避けよう!

まず、「酸化」を抑制するために、避けるべきは「悪い油」です。悪い油の代表格がトランス脂肪酸。「何それ?」と思われるかもしれないですが、代表格はマーガリンです。

その他、コンビニなどで売っているクッキーやパンなどの原材料表示を見るとよく使われている「ショートニング」や「ファットスプレッド」もトランス脂肪酸です。このトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らし、体を酸化させる油なのですって。

また、油は時間が経つと酸化します。古い油はもちろん、調理後、時間が経った油を使った食品にも注意が必要。

こういった、トランス脂肪酸や時間が経って酸化した油の代わりにおススメなのが、青背魚の油(DHA,EPA)、亜麻仁油、エゴマ油、シソ油、クルミ油、エクストラヴァージンオリーブオイルなどなんですって。

食品を買う時には、原材料表示を見て、悪い油が使われていないかを確認して購入するといいのですね。

■悪い糖分を避けよう!

また、「糖化」を抑制するために避けるべきなのは「悪い糖分」。原材料表示に「果糖ブドウ糖液糖」や「高果糖液糖」などと書いてある食品は避けた方がいいのですって。食品などの原材料表示は使用量の多い順に書いてあります。美容を目的としたドリンクなども、「果糖ブドウ糖液糖」が最初に出てくることがあるので注意が必要とのこと。

また、白砂糖や白米、白いパンなどといった精製してあるものよりも、黒砂糖や玄米、全粒粉パンなど、精製していないものの方が血糖値が上がりにくいので「糖化」を避けるためには有効なのだそうです。

【まとめ】

・アンチエイジングのためには、「酸化」と「糖化」を起こさないようにすることが必要。

・「酸化」に抗うために、体を酸化させる「悪い油」のトランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド)と時間が経った油は避けるべき。青背魚の油(DHA,EPA)、亜麻仁油、エゴマ油、シソ油、クルミ油、エクストラヴァージンオリーブオイルといった「良い油」を使うと良い。

・「糖化」に抗うために、体を糖化させる「果糖ブドウ糖液糖」や「高果糖液糖」は避けるべき。血糖値を急激に上げないように、精製した白砂糖よりは黒糖、真っ白なパンよりは全粒粉パン、白米よりは玄米をチョイスすると良い。

・食品の原材料表示に「マーガリン」、「ショートニング」、「ファットスプレッド」、「果糖ブドウ糖液糖」や「高果糖液糖」とある場合は、アンチエイジングを意識するなら食べないことがおススメ。

いかがですか? 筆者は青木先生のお話を聞いてから、家に帰って冷蔵庫の中の食品の原材料表示を見て、びっくりしてしまいました。記者が食べてきたものは、老化を促進するような食品ばかり。このままだったら、人よりもずっと早く老化してしまうところでした。

これからは、きちんと栄養成分を確認して食品を買いたいと思います。皆さんも、ちょっと意識して食品を選んでみてはいかがでしょうか。

取材協力=青木晃(横浜クリニック)

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