l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 髪のうねりを「2分」で解決する頭皮ゆがみとりマッサージ


髪のうねりを「2分」で解決する頭皮ゆがみとりマッサージ

雨の多い時期に悩まされる、うねり毛・ペシャ髪の原因のひとつでもある頭皮のゆがみ。毎日の習慣にしたい、指の腹で頭皮をしっかり引き上げるだけの簡単マッサージ3ステップをご紹介します、前回「髪のうねり解決する「頭皮ゆがみとり」マッサージ」では、髪のうねりの原因と予防法を美髪アドバイザーの田村マナさんと、松倉クリニック&メディカルスパの田路めぐみ医師に伺いました。

 今回は、頭皮のゆがみを抑制するための3ステップを紹介。指の腹で頭皮をしっかり引き上げるだけの簡単マッサージです。頭皮のゆがみをリセットして、毎日の習慣にしましょう。まず、自分の頭皮を指の腹で動かしてみよう。「頭皮が硬くて1cmも動かないという人は、頭皮の健康状態が悪化している可能性がある」(田路医師)。毛穴が変形して髪がうねりやすくなるだけでなく、血流が悪いため毛母細胞に栄養が行き渡らず、髪そのもののハリやコシもなくなりやすい。

 そこで行いたいのが、頭皮ゆがみ取りマッサージ。側頭部、生え際、後頭部の3カ所それぞれを指の腹でゆっくり大きく引き上げるだけ、と方法は簡単だ。「最適なタイミングは夜のシャンプー後。頭皮用のエッセンスをなじませてからマッサージすると血液循環が良くなり、睡眠中に髪を育てる毛母細胞も活性化する。それ以外にも日中のデスクワークの合間など、気づいたときにこまめに行うと頭皮に弾力が生まれ、うねり対策につながる」(田村さん)。

 なお、頭皮は栄養不足やストレス、筋肉の凝りなどによっても硬くなり、ゆがみの一因となる。食事や運動、生活習慣の改善にも、あわせて取り組もう。
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基本はたった3ステップ!

比較的頭皮のやわらかい耳上からまずスタートし、次に生え際、最後に後頭部をそれぞれ頭頂部に向かって引き上げるだけ。所要時間は2分程度。1日何度行ってもOK!

【STEP1】 耳上から頭頂部へ
耳の上に指の腹をしっかり密着させ、下から上に頭皮を引き上げる。1カ所終わったら指の位置をずらしながら頭頂部まで行う。

【STEP2】 生え際から頭頂部へ
生え際もSTEP1と同様に、両手の4本指の腹を使ってゆっくり少しずつ頭頂部まで引き上げていく。

【STEP3】 後頭部は両サイドから真ん中へ
後頭部は、両耳の後ろ辺りに指の腹を当て、頭の真ん中に向かって頭皮を引き寄せるように動かす。頭頂部まで後頭部全体を行おう。

マッサージ前に頭皮用のエッセンスで栄養補給を!

「洗髪後、タオルドライをした清潔な頭皮にエッセンスをなじませてから行うと頭皮環境がより整う」(田村さん)。

1. 頭皮に直接塗布する
必要な成分が頭皮にきちんと浸透するよう、髪の上からではなく直接頭皮に塗布する。

2. 頭皮全体になじませる
エッセンスをつけ終えたら、指の腹で頭皮をもみこみながら全体になじませていく。

【頭皮用エッセンスの選び方ポイント】
最近は「グリチルリチン酸ジカリウム」などの医薬部外品成分に加え、頭皮の潤いを保つヒアルロン酸などの美容成分を配合したものも増えている。肌と同じように頭皮もケアを。

●時間のあるときは耳&首まわりのほぐしもプラス
時間に余裕のあるときは、大きな動脈のある耳や首まわりもほぐそう。凝りがとれ、頭皮の血流がよりアップする。

●首の付け根から上へ向かって動かす
首の付け根から上に向かって頭皮を引き上げるように指の腹でほぐしていく。

●耳後ろのリンパをほぐす
リンパ節のある耳の後ろを、指の腹でやさしく円を描くようにマッサージする。

髪のうねり解決! 「頭皮 ゆがみとり」マッサージ

●食事も重要な頭皮ケアのひとつです

「頭皮のゆがみには、栄養状態も関係しています。コラーゲンが不足すると頭皮のたるみは悪化します。 ダイエットや偏った食事をしていると、頭皮の健康や髪の成長に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルが不足します。たんぱく質は髪の原料であるとともに、髪の成長を支えるホルモンの分泌も促します。髪に大切なパントテン酸を始めとするビタミンB群もたんぱく質食材に多く含まれています。

 さらに、髪を作る毛母細胞の働きを高める亜鉛や鉄も女性は欠乏しやすいため、意識して摂取を。毎日いろいろな食材をとることが栄養バランスを保つポイントです。ただし、通常の食事だけではとりにくい栄養素はサプリメントで補うとよいでしょう」(松倉クリニック&メディカルスパの田路めぐみ医師)

●特に積極的にとるべき栄養素はこれ!

【亜鉛】
たんぱく質を合成する働きを持つ。毛母細胞の分裂を促進して発毛・育毛を促すほか、女性ホルモンの分泌を活性化する作用もある。牡蠣や豚レバー、豆類などに多く含まれる。

【鉄】
鉄は海藻や豚・鶏のレバー、豆類などに多く含まれるが、体内に吸収されにくい性質がある。ビタミンCと一緒にとると吸収率が高まり、コラーゲンの合成も促される。

【ビタミンB群】
代謝に必要な酵素の働きを助けるビタミンB群。肉や魚、卵などのたんぱく質に多く含まれるが、水溶性なので毎日とることが必要。特にB群の一種のパントテン酸は髪に大切。

●頭皮や髪に不安のある人は専門外来で相談を

頭皮や髪の不調の原因が、栄養状態やホルモンバランスにあることも多い。専門外来では適切な食事やケアなども知ることができる。まずカウンセリングを受けてみるのもいい。

「松倉クリニック&メディカルスパ NEW育毛外来」
分子整合栄養学に基づく栄養指導やホルモン検査などを組み合わせた総合的な治療を行う。

【この人たちに聞きました】
田路めぐみさん
松倉クリニック&メディカル スパ 医師
育毛外来を担当。形成外科専門医。抗加齢医学会専門医。丁寧なカウンセリングを行い、従来の育毛薬の処方や治療だけでなく、栄養、ホルモンの観点からも診療し、根本的な治療を目指す。

田村マナさん
美髪アドバイザー
エル・ド・ボーテ代表。毛髪診断士。スカルプケアリスト。国際線CA時代に機内の乾燥など過酷な環境で髪トラブルに悩んだことを機に化粧品ブランド「CA101」を立ち上げる。幅広い年代の頭皮チェックやケア指導も行う。

取材・文/やまきひろみ 写真/鈴木希代江 スタイリング/椎野糸子 ヘア&メイク/依田陽子 モデル/殿柿佳奈

日経ヘルス2016年7月号掲載記事を転載


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