あなたの健康はお金で買えますか・・・? ただの癖から心の病気に…髪の毛を引き抜く「抜毛症」の恐怖
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ただの癖から心の病気に…髪の毛を引き抜く「抜毛症」の恐怖

気が付くとついプチプチと自分の毛を抜いてしまうという抜毛癖がある人はいませんか?ついつい気になって夢中になって抜いてしまった…という経験をしたことがある人は意外と多いと思います。

しかし、この何気ない癖が、実は想像以上に重たい疾患だった、なんてこともあるのです。

■抜毛症とはどんな病気か?

抜毛症は、自分の髪の毛や眉毛、体毛を引き抜いてしまう性癖によって起こる精神疾患です。

頭髪の一部や体毛を無意識のうちにつまんで引き抜いてしまうのがこの症状の特徴ですが、最初は単なる癖、または無自覚のうちにやっている場合があるので自分でまったく気が付かないという人もいるのです。

人によっては、毛を食べてしまう食毛症を合併していたり、脱毛後にできたかさぶたやはがれた皮膚を食べてしまう、ということもあります。

薄毛になってしまうとわかっていても、毛を引き抜くことがやめられないという人は抜毛症の疑いがあります。
頭髪の一部の髪がまるごとなくなってしまうほどエスカレートした場合は、早急に対策をしたほうがよいでしょう。

■他人ごとではない、意外と高い発症率

あまり名前を聞かない「抜毛症」ですが、人口の0.5~3%の人がこの症状を持っていると言われています。おもに発症する年代は10代ですが、成人になっても起こる症状で、どちらも身の回りの環境や人間関係に悩んでいる人が多いのが特徴です。

内向的な性格だったり、コミュニケーションが苦手という人は注意が必要です。

また、女の子や女性は自分のこのクセを恥ずかしがっている場合が多いので、他人や家族、友人に隠しがちです。
こうして症状の発覚や対応が遅れてしまうのです。

■原因

現時点では、明確な原因は解明されていませんが、ストレスや不安、神経細胞や脳のコミュニケーションの一部に支障があるという説もあります。

■対策と治療

脱毛や抜け毛の症状に見えますが、皮膚科ではなく精神科の専門になります。症状の進行具合で治療方法は異なりますが、カウンセリングなどの心理療法から、脳内環境を調整するための薬物治療などがあります。

また、病院にいくほどではない、という人にはエクステをつけて髪が抜けにくい状態を作るという方法もあります。
髪がすぐに抜けないと、無意識のうちにやってしまうこの行為に気が付きやすくなるのです。

中にはうつ病や神経症など心の病気と一緒に発症してしまう人もいるようです。

ストレスが多い生活や、人間関係に悩んでいるという人は、このクセを持っていたら要注意です。
悪化する前に、早めに治療を始めましょう。

また、周囲の人もこのクセをきつく注意してやめさせようとするのはNGです。逆にプレッシャーになったり、嫌悪感をつのらせて悪化してしまう場合があるので、温かく支援してあげるのがよいでしょう。

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