l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 自覚症状がほとんどない!膵臓(すいぞう)がんの症状や糖尿病との関係は?


自覚症状がほとんどない!膵臓(すいぞう)がんの症状や糖尿病との関係は?

膵臓がんは発生率、死亡率とも高い方ではありませんが、それでも年間およそ28,000人の方が膵臓がんで亡くなっているという統計データがあります。ここでは、膵臓がんとはどのような病気なのかについて、簡単に解説してみます。

◆膵臓がんはどんな病気?
膵臓とは胃の裏側にある臓器で、膵臓から出る管(膵管)は、肝臓や胆のうから出て来る管と繋がっています。食事をするとその栄養分は分解され、たんぱく質・脂肪や炭水化物などから糖分が生成されます。

糖分は血液中を流れ全身の臓器を動かすエネルギー源となり、血液中を流れる糖分を血糖と呼びますが、人の体の中で唯一、この血糖を下げる働きを持つ“インスリン”というホルモンは、膵臓からしか分泌されません。

膵臓には身体の状態を保つとても重要な役割があるのです。膵臓がんはもっとも自覚症状が現れにくいがんの1つで、さらには周りの臓器への転移(がん細胞が他の臓器へ飛び、そこで増殖すること)を起こしやすいという特徴もあります。

つまり症状が出た時には、すでに治療法が限られてしまうことが多いがんでもあるのです。

◆膵臓がんになりやすい人は?
膵臓がんになりやすい因子としては、糖尿病である、肥満である、慢性的に膵炎(膵臓の炎症)を起こしている、喫煙歴がある、などです。しかしそれ以外の因子、例えば遺伝的なもの、食生活、生活習慣などいくつか考えられるものもありますが、これらについては、まだよく分かっていません。

実際の患者さんの統計データからは、発生率は高齢になるほど高くなり、死亡率は男性の方が女性より高い(およそ1.7倍)ことが分かっていますが、その要因については、まだ研究段階にあります。

◆膵臓がんの症状
膵臓がんは、自覚症状が最も現れにくいがんの1つです。実際に病院を受診した人の症状としては、胃のあたりや背中の重苦しさ、食欲がない(減った)、何となくおなかの調子が悪いなど、とても漠然としたものが多いようです。

これらの症状は膵臓がん以外でも起こりますし、これだけで膵臓がんを疑うことは非常に難しいといえます。

他にも膵臓がんと強い関連を持つ症状として、黄疸があります。黄疸は身体全体や白目が黄色くみえる症状で、黄疸が出ると、身体全体の痒みが出たり、尿の色が濃くなることがあります。

しかしこれも膵臓がんに限定されたものではなく、例えば肝臓がんや胆のうがんでも、黄疸が出ることがあります。

◆膵臓がんの調べ方
膵臓がんであることを調べるためには、問診や血液検査の他、腹部超音波検査(エコー)、腹部のCTやMRIといった画像検査が必要になります。

また超音波装置のついた内視鏡を胃へ挿入し、胃の中から超音波を当てることで膵臓を詳しく見る「超音波内視鏡検査」というものもありますが、これは装置がある病院でしか検査ができません。

他には、内視鏡を胃から十二指腸まで入れて、そこに細いチューブ(カテーテル)を入れて膵臓まで送り込み、そこから造影剤を入れてX線撮影を行う「内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)」という検査もあります。

比較的患者さんの負担が少ない「MRI胆管膵管造影」という検査も広く行われるようになってきました。

◆膵臓がんの治療方法
膵臓がんの治療には、手術療法、化学療法、放射線治療などがあります。比較的早いうちに発見され、がんが膵臓の中だけにとどまっている場合は、手術療法でがん細胞を切除するのが一般的です。

進行してくると、手術療法と化学療法を組み合わせて行ったり、さらに放射線療法を組み合わせて行うこともあります。がんが広い範囲まで拡がっている場合は、化学療法のみを行うこともあります。

膵臓がんは早期発見が難しく、見つかった時にはすでにかなり進行していることもあります。


関連記事
月額890円・独自SSL証明書0円
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★