l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【喫煙を考える】増える有料老人ホームの禁煙化 喫煙スペースが必要なわけ


【喫煙を考える】増える有料老人ホームの禁煙化 喫煙スペースが必要なわけ

たばこを吸わない人への配慮として受動喫煙を防ぐ対策は必要だ。神奈川県や兵庫県のように条例化する自治体もあるが、そうした“強制”ではなく、自ら進んで建物内の禁煙や分煙化に取り組む施設や事業者も増えている。

「吸う人と吸わない人が共存できる環境づくりが大事」という考え方によるものだ。

 高齢者にとっての喫煙環境はどうか。高度成長期を駆け抜けてきた世代の人たちに愛煙家は多い。しかし、バリアフリーや防寒・防風などの観点から見ると、決して十分な環境づくりがなされているとはいえないのが現状だ。

 最近の有料老人ホームも、受動喫煙の防止や安全面から居室内を含む全館を禁煙にするところが増えている。全国有料老人ホーム協会の柳沢修一氏に話を聞いた。

 「有料老人ホームは宿泊施設ではなく、れっきとした住まい。従って、本来は居室内での喫煙まで制限できるものではありません。しかし近年、受動喫煙が問題視されるようになり、それまでは少なかった吸わない人からのクレームも増え、各ホームで禁煙化の動きが活発になっています」

 特に介護付きホームの禁煙化が顕著だという。現在全国に約8500施設ある有料老人ホームのうち7000以上が介護付きホーム。介護を必要とせず、たばこも吸う人は入れるホームが限られるということか。

 「それには、多くのホームが敷地の一角に喫煙スペースを設けるなどで対応しています。入居者だけでなく、たばこを吸う従業員もいれば、家族や友人など来訪者にも吸う人は多いですから」

 多くの場合、喫煙スペースは玄関先や駐車場など入居者があまり行かないような場所に設けられ、決して便利とはいえない。それでも、たばこが吸えないことで来訪者が減るのを防いだり、入居者や従業員のストレス解消やリフレッシュのためになくてはならない場所となっている。

 「今は有料老人ホーム選びの際、喫煙ができるかどうかをチェックポイントに挙げる人も多い。より快適で楽しく、ハツラツとした生活を入居者に提供するためにも、吸う人と吸わない人の両方が満足できる環境づくりを考えていくことが大事です」

関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★