l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【女医ドル】アルコール依存症の治療、最も重要なのは「断酒」


【女医ドル】アルコール依存症の治療、最も重要なのは「断酒」

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。年末年始お酒をかなり飲まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。きょうはアルコール依存症についてお話ししますね。

 アルコール依存症の患者さんに「あなたはアルコール依存症ですよ」と病名告知をすると、ほとんどの患者さんが否定されます。それだけ認めたくない病気なんですね。

 よく、「わたしは手が震えないからアルコール依存症ではありません」と言う患者さんがいますが、震えがないアルコール依存症の患者さんはむしろ多いのです。

 ではアルコール依存症とはどのような特徴を持つ病気でしょうか。次のうち3つを満たすと、アルコール依存症と診断されます。

 (1)飲酒したいという強い欲望

 (2)飲酒の開始、終了、飲酒量に関して行動コントロールが困難

 (3)禁酒あるいは減酒したときの離脱症状

 (4)以前酔えた量では酔えなくなる

 (5)飲酒にかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるをえない時間やその効果からの回復に要する時間が延長

 (6)明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒

 きょうは1杯だけにしておこうと思っても2杯3杯とついつい多く飲んでしまったり、朝から飲酒してしまったり、お酒のことばかり考えてしまうようですとアルコール依存が疑われます。みなさん当てはまるものはありませんか。

 では、アルコール依存症になってしまった場合、どのような治療をするのでしょうか。

 アルコール依存症の治療で最も重要なのは、断酒(文字通りお酒を断つ)です。この病気はアルコールを飲む量をコントロールできない状態なので、いっさい飲まないというのが治療上重要です。では飲みたい欲求はどうするのか。

最近その欲求に対して新薬が発売されました。その薬は簡単にいうと、飲みたい気持ちを和らげる効果があります。

 しかしながら効果には個人差があり、最も重要なのは飲まないという強い意志なのです。このほかに、断酒を継続させるため、同じ病気の患者さんたちで話し合うアルコールミーティングや断酒会などがあります。

 1つでも当てはまる項目がある方はこの機会に飲酒以外の楽しみを作り、飲酒の機会を減らしてみてはいかがでしょうか。

■米村美智子(よねむら・みちこ) 東京都出身。
藤田保健衛生大学医学部卒業。同大学病院で研修医。同大医学部精神科入局を経て、精神科医。アンチエイジング学会員。ABCクッキング料理ライセンス。アメブロで「ほんわか女医ブログ」を更新中。(株)カロスエンターテイメント所属。

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