あなたの健康はお金で買えますか・・・? お腹がシクシクする……ストレスで胃が痛くなるのはなぜ?
1

お腹がシクシクする……ストレスで胃が痛くなるのはなぜ?

■自律神経の影響を受けやすいのが“胃”

 不安や怒りを抱えていると、なんとなく胃に不快感を感じたり、食欲がなくなったりしませんか? 内科や胃腸科を受診しても、さしたる原因が見つからない場合、ストレスによる胃腸障害である可能性があります。

 では、ストレスがあるとどうして胃腸の調子が悪くなるのでしょう? それは胃腸という器官が自律神経の働きと密接に関わっているからです。ストレスがたまると、自律神経のバランスが乱れやすくなるために胃の調子が悪くなったり、下痢や便秘になりやすくなるのです。

■緊張すると食欲がわかなくなる

 食事のときの精神状態も、気にかけたいポイントのひとつです。緊張していたり、不安な気持ちを抱えていると、食事ものどを通らなくなりますよね。これも自律神経の働きと関係しています。

 緊張状態にあると、自律神経のひとつである「交感神経」の働きが優位になります。この交感神経には、胃腸の動きを抑える特徴があるため、食欲がわかなくなってしまうのです。たとえ緊張しながら食事をとったとしても、胃腸がスムーズに働かないため、消化不良になってしまいます。

 食事をとるときにはリラックスして、なごやかなムードのもとで、というのが基本なのです。リラックスしていると、もうひとつの自律神経である「副交感神経」が優位に働きます。この副交感神経は胃腸の働きを活発にしてくれるため、食べ物が消化されやすくなります。

■ストレスが続くと、胃酸の分泌が過剰になる

 いつもイライラしていたり、常にストレスを抱えている人には、胃の痛みを訴える人が多いのはどうしてでしょう?

 これは自律神経のうちの副交感神経が一時的に活発になりすぎたため。そのとき消化に必要な「胃酸」が過剰に分泌され、胃の粘膜が傷つけられてしまうのです。

 ここでひとつ疑問が。緊張状態では交感神経が優位になるはずなのに、どうして一時的に副交感神経の働きが高まるのでしょう?

 実は交感神経と副交感神経は、常に拮抗してバランスを保とうとする特徴があります。ストレスが続きすぎて、交感神経が優位になったままでいると、副交感神経の働きも一時的に高められてしまいます。

このとき胃酸が大量に分泌されるため、胃の粘膜が傷つけられます。胃に痛みを感じたり、ひどい場合には胃潰瘍になってしまうこともあるのです。

 したがって、いつも緊張状態にある人は日ごろからストレスをかわしたり、たまったストレスを解消することを心がけることが必要になります。

■食事では「ムード」を大切に

 いつも一人きりで味気ない食事をとっていたり、栄養だけを気にして、おいしく味わうことを忘れていると、食事の時間がだんだん苦痛になるものです。

 1人暮らしの人でも、週末は誰かと一緒に食事をしたり、コンビニ弁当をこだわりの食器によそり、ランチョンマットを使って食べるだけでも気分がリラックスします。すると胃腸の活動が活発になり、おいしく味わえます。

 なかなか休息がとれない人こそ、ぜひ食事時間をリラックスタイムにあて、心の健康に役立ててみてはいかがでしょうか。

関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★
ホテル最安値の簡単検索
比較サイト【トリバゴ】