あなたの健康はお金で買えますか・・・? 睡眠不足はこう防ごう 期末のストレス…夜寝つけず昼イライラ
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睡眠不足はこう防ごう 期末のストレス…夜寝つけず昼イライラ

期末で仕事がてんてこ舞いというビジネスマンは多いだろう。実績を上げるべくフル稼働で働いたため、ふとんに入っても目はギラギラ、睡眠不足になりがちだ。こんな状態が続いていると、疲れが取れないだけでなく、病気に結びつくこともある。どうすれば回避できるのか、専門医に話を聞いた。

 ■生活習慣病が悪化

 残業や自宅へ持ち帰った仕事をこなしていると、眠る時間は短くなりがち。しかも、頭がさえているため疲れていても寝付けない。睡眠不足が続くと、自律神経や分泌ホルモンの働きが乱れて、イライラするだけでなく、高血圧や糖尿病などにもなる。

 日本睡眠学会評議員・認定医でスリープ&ストレスクリニック(東京都品川区)の林田健一院長が警鐘を鳴らす。

 「仕事のストレスで寝つけないと、寝不足のために当然、日中のパフォーマンスは低下します。ミスなどを起こしやすく、イライラしてまた眠れない。その悪循環が続くと生活習慣病を悪化させ、日中の車の運転での事故などにつながり、さらにはうつ病を発症することもあります。ただし、ご本人は自覚していないことが多い」

 朝起きたときに疲労感が抜けず、日中、集中力が低下してイライラするようなら、すでに悪循環にハマっている可能性が大だ。

 ■就寝前にオフタイム

 眠りたいけど眠れないのは、環境要因にも左右される。午後9時まで残業して、帰宅後もメールをチェック。時差のある海外からの電話も夜中に入るなど、24時間仕事漬けになっていると、ゆっくりふとんに入ることは難しい。

 「大切なのは、睡眠の量だけでなく質とリズムをどう確保するかにあります。24時間仕事に対応していると、脳の疲れた状態が続くことで、睡眠リズムが乱れて量も質も悪くなる。1日1回、寝る前にオフタイムを作ることが重要です」(林田院長)

 寝る1~2時間前には、パソコンや携帯端末を閉じる。部屋も暗くして音楽などを聞きながらリラックス。この寝る前のオフタイムが、睡眠リズムを整えやすくするそうだ。朝はいつもより早めに起きて、明るくした部屋でメールチェックなどを行うと、より効果的。

 「夜と朝の過ごし方で睡眠リズムは整うのです。仕事の効率もアップするでしょう」と林田院長。

 ■アルコールは逆効果

 イライラしたときには、アルコールを飲むといった寝酒が習慣化している人もいる。しかし、それでは良い睡眠は確保できないそうだ。

 「飲酒をすると浅い眠りになりがちなのです。加齢に伴い眠りは浅くなりやすいため、飲酒をすることでますます浅くなってしまうのです。睡眠の質が悪くなるため、寝酒はおすすめできません」(林田院長)

 睡眠環境を整えても寝つけないときには、一般用医薬品の睡眠改善薬を活用する方法もある。しかし、体調によっては「朝起きられない」など、睡眠の質が悪くなることもあるのでご用心。

 「長期間、薬を活用する場合は一度、医療機関を受診してください。

眠りの質が悪いのは、単にストレスのせいだけでなく、睡眠時無呼吸症候群などの病気が潜んでいることがあるからです。原因をはっきりさせた上で、質の良い睡眠を確保することが重要です」と林田院長はアドバイスする。

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