l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? どんなケースなら労災は適用される? 業務と因果関係あれば補償対象


どんなケースなら労災は適用される? 業務と因果関係あれば補償対象

【Q】 仕事中に突然、役員室に呼ばれました。「急いでいかねば」と小走りで向かっていたところ、フロアに置いてあった段ボールにつまずいて転倒し、ケガをしました。自分の不注意もありますが、こういう場合、労災は適用されますか?(36歳・男性)

 【A】 労災保険は、(1)仕事をしているときに(2)仕事が原因で、災害にあった場合に補償の対象となります。今回のケースでは労働災害と認められるかと思います。

 (1)の「仕事をしているとき」ですが、仕事時間中であれば、作業の準備や後始末、トイレへの往復なども補償対象になります。ただ、休憩時間は該当しません。

 (2)の「仕事が原因」ですが、機械に手を挟まれたといったケガだけでなく、業務上のトラブルで同僚や上司に殴られての負傷、病気やメンタルヘルスでも、業務と因果関係があれば補償対象となります。通りすがりの人にいきなり殴られた場合は該当しません。

 往復の通勤は「仕事」ではありませんが、仕事と密接な関係があるため通勤災害として保険は下ります。「いつも通り」に通勤しているときに起きた災害、例えば、階段で転んだ、自転車で事故にあった-などは対象ですが、飲み屋で寄り道した帰りは対象外ですのでご注意ください。

 労働基準法では、労働者が仕事によるケガや病気になったとき、事業主が治療費を負担したり、休業補償することを義務づけています。

大きな事故などの場合、事業主だけでは十分な補償ができない恐れもあり「労災保険法」が制定されています。保険料は事業主が全額負担しなければならず、適用される労働者はアルバイトやパートタイマーなども含まれます。

 保険給付の申請については、まずは会社にご相談いただきたいと思います。しかし、申請者は被災者本人であり、会社は実務上の手続きを行うのが一般的です。

 労働災害かどうかを判断するのは労働基準監督署ですから、疑問に思ったら労基署に相談してみてください。なお、会社が報告を怠った場合、「労災隠し」として厳正に処分されます。 (連合企画局 扇谷浩彰)

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