あなたの健康はお金で買えますか・・・? 終活Q&A】相続条件どおりに親の面倒を見ない兄弟を訴えられる?
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終活Q&A】相続条件どおりに親の面倒を見ない兄弟を訴えられる?

Q.相続の条件どおり親の面倒を見ない兄弟を訴えられる?

 A.法的には難しく地道な話し合いで落としどころを

 老後の面倒見と相続の関係は密接だ。千葉県松戸市の大島祐樹さん(53)=仮名=は、父親の遺産分割の際に、兄が母親の面倒を見ることを条件にすべての遺産を兄が相続することに同意した。それが兄弟の確執を生んだ。

 「一緒に住むと思って実家を譲ったのに母をホームに預けてしまったんです。費用は出していますが、実家は売れば数億円という都内の一等地ですから納得いきません」

 母親は嫁と暮らすよりましと納得しているようだが、カネが絡んでいる分、大島さんはすっきりしない。こうしたケースは少なくないが、法的にはいかんともしがたいとは、アルク行政書士総合事務所の田中幸治さん。

 「介護や同居の義務が履行されなくても、財産を取り返すには大変な時間と手間がかかり、取り返せるとは限りません」

 遺産分割のやり直しは現実的ではないということ。そういったことを想定して、誰をどう介護するのか、自宅で介護できなくなったらどうするかぐらいは決めておきたい。書面にしておけば心理的なプレッシャーになり、多少の効果は望めると田中さんは助言する。

 「それぞれ事情がありますから、ホームに入れる場合は事前に相談する、週に1度は顔を出すといった落としどころを模索する姿勢が大切です」

 「兄弟は他人の始まり」の言葉を肝に銘じ、相続を考えたい。

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