l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? もし恋人が余命宣告を受けたら?『博士と彼女のセオリー』にみる、パートナーとの向き合い方とは?


もし恋人が余命宣告を受けたら?『博士と彼女のセオリー』にみる、パートナーとの向き合い方とは?

もし突然、自分の恋人・パートナーが難病になったら?そして「余命2年」と宣告されたらどうしますか?

1963年、イギリスの名門、ケンブリッジ大学の大学院に通う2人の男女。理論物理学を研究する男子学生スティーブンと、スペイン詩を専攻するジェーンは学内のパーティで出会い恋に落ちます。

恋に研究に、順調だったスティーブンの身の上に大きな異変が。なんと、まだ治療法も解明されず難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)にかかっていることが判明。

そして余命は2年と宣告されます。打ちひしがれるスティーブンを見て、ジェーンがとった行動は…?

宇宙論の研究で知られる理論物理学者スティーブン・ホーキング博士と元・妻のジェーンさんとの愛を描いた映画「博士と彼女のセオリー」が今週末13日より公開されます。

◆パートナーと向き合うということ
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、余命2年と宣告を受けたスティーブンの残された時間を自分が彼を支えようと考え、ジェーンは結婚することを決意します。

その後、子どもにも恵まれ、スティーブンはジェーンの献身的な支えのもと、宇宙のブラックホールに関する画期的な研究で認められます。

余命宣告を乗り越え、生き延び続け、数々の功績を残していくスティーブン。そんなスティーブンを支えるジェーンにとっては、育ち盛りの子どもの育児、介護など、心身ともに疲弊していき、限界を迎えます。

その後、夫婦を支える第3者の存在により、物語は展開を迎えますが、この物語は決して、「難病を抱えながらも偉大な功績を残した博士とそれを支えた妻」という単純なストーリではありません。

パートナーとの恋愛関係や夫婦関係において、誰にでもおこりうる葛藤や苦悩がしっかり描かれています。

フィクションであれば、ハッピーエンドで終わることもできますが、この物語は実話を元にしています。

本作のモデルとなったホーキング博士と妻ジェーンさんの間には3人の子どもがいます。そして現在は離婚し、お互いに別の人と再婚をしています。

◆ホーキング博士がかかったALS(筋委縮性側索硬化症)とはどんな病気?
自分の思い通りに身体を動かす筋肉を「随意筋」、随意筋を動かす神経を「運動ニューロン(神経細胞)」といいます。運動ニューロンは、いろいろな動作をする場合、脳の命令を筋肉に伝える役目をしています。

ALS(筋委縮性側索硬化症)は、運動ニューロンが侵される難病です。

筋肉までの信号が伝わらず、筋肉を動かすことができなくなり、筋肉がやせ細っていきます。運動ニューロン以外の、感覚神経や自律神経、脳の高度な機能などは、ほとんど障害されません。

また、心臓、胃や腸は不随意筋で構成され、ALSで侵されることはありません。ただし、呼吸は、自律神経と随意筋の呼吸筋との両方が関係するので、呼吸筋が次第に弱くなって呼吸困難になっていきます。

原因はよくわかっていませんが、遺伝子異常が見つかっているケースもあります。

◆「生き方が問われる」難病ALS
2014年にはALS患者の実話をもとにしたドラマもありましたし、またはアメリカALS協会に寄付をする運動アイス・バケツ・チャレンジも話題になりました。72歳のホーキング博士にもアイスバケットチャレンジの依頼が舞い込み、3人の子どもさんが父親の代わりに氷水を頭からかぶったとのことです。

本人も多くの苦難があり、周囲の人たちも一生懸命支えている「生き方が問われる」難病でもあります。

そんな中、難病をかかえ、死と隣り合わせに生きるホーキング博士の「どんなに困難な人生でも命ある限り希望はある」という言葉は、深く心に刺さります。

日頃は忘れていまいがちな、限りある時間やパートナーとの関係。本当はどれだけ貴重なものかということを、今週末劇場で再確認してみてはいかがでしょうか。

配給:東宝東和
公式サイト「博士と彼女のセオリー」:http://hakase.link/

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