l.dtd"> あなたの健康はお金で買えますか・・・? 心臓病・認知症の予防になる 驚くべき「地中海食」の効用(2)


心臓病・認知症の予防になる 驚くべき「地中海食」の効用(2)

 素材を含め、その地中海食の特徴は以下となる。

●穀物、豆類、キノコ、緑黄色野菜、青魚をふんだんに使用。
●油は純正オリーブオイルを使用。
●青魚を使用。
●肉は赤身を少々。
●ヨーグルトやチーズなどの乳製品を適量食べ、チーズはナチュラルチーズを使う。
●適量なワインを飲む。
●ハーブを上手に使う。
●甘味は果物やハチミツで摂る。

 こうした食事を日常的に摂取している地中海地方の人々は長寿で、心臓病やがんなどの発症率が非常に低い。また、研究結果により、認知症、うつ病などのリスクが低くなることも分かっている。「地中海食は、牛肉や豚肉のような赤い肉を控え、子牛や子羊など脂の少ない肉を多く使います。

また、香りの高いハーブや香辛料を上手に使って塩分を控えた調理をし、ゆっくり楽しみながら食べる傾向もある。こうした複数の効果によって、心血管疾患リスクなどが大きく軽減されるのです。すべてを完全に実践するのは難しいので、一つでも二つでも取り入れるといいでしょう」(医療関係者)

 これらの話題は、欧州心臓病学会の期間中に英BBCで世界中に放送され、地中海食と並んで、我が国の「和食」も“健康食”として大きく取り上げられた。「心血管疾患の大きなリスク因子である生活習慣病や肥満を予防・改善するために、ご飯を主食とした和食も再評価されています。和食も魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類、野菜も豊富で脂肪が少ない。

ただし、地中海食との違いは、塩分が多く、オリーブオイルが少ない。GI値が高い(血糖値が上昇するスピードが速い)白米が多いといった欠点もあります。しかし、それでも干し物や漬物などの塩分を控え、オリーブオイルを積極的に使う、GI値の低い玄米や雑穀米を食べるといった工夫をすれば、地中海食に匹敵する健康食になります」(同)

 とはいえ、和食好きや高齢者にとって、オリーブオイルやナッツ類を日常の食生活に取り入れるのは抵抗感があるだろう。しかし、脂質の少ない伝統的な和食を普段から食べている人であれば、無理に食生活を変える必要はないという。その際、少なくとも注意すべき点を、管理栄養士の前田和美さんはこう説明する。

 「従来の食事指導のうち、バターの代わりにマーガリンを使う、サラダ油などの植物油を積極的に使うといったものは、間違っていたことが分かってきました。マーガリンのトランス脂肪酸や、コーン油や大豆油などに含まれるリノール酸は、心臓や血管の病気のリスクを逆に高める可能性が指摘されています。

また、スペインの研究ではカロリー制限はありませんでしたが、米心臓病学会は“総カロリーを抑えること”を推奨しています」注目を浴びる地中海食。ただし、日本食同様、適度に摂ることによって最大の効果が期待されるのだ。

関連記事
月額890円・独自SSL証明書0円
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★