あなたの健康はお金で買えますか・・・? 医療機関のカルテ開示義務、患者の4割知らず
1

医療機関のカルテ開示義務、患者の4割知らず

カルテ開示が医療機関の義務であることを知らない患者が4割を超えていることが、厚生労働省のハンセン病問題再発防止検討会による大規模意識調査でわかった。

カルテ開示を求めたことがあるのは1割にも満たず、患者の権利が十分に認識されていない実態が浮き彫りになった。

 調査は、患者への深刻な差別があったハンセン病問題を教訓に、患者の権利を守る方策を研究する同検討会が実施。

昨年12月~今年1月、何らかの病気を持つ患者5000人からインターネットで回答を得た。

 患者へのカルテ開示は、個人情報保護法で、5000件以上の個人情報を保有する医療機関に義務づけられている。

調査結果によると、医療機関のカルテ開示義務を「知らない」とした患者は42・2%に上った。

実際に開示を求めた経験が「ある」としたのはわずか6・2%だった。

 また、主治医の診断や治療について他の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を利用したことが「ある」とした患者は22・4%にとどまっていた。

 同検討会座長の多田羅浩三・阪大名誉教授は「患者の権利を守るためには、カルテ開示を求めることやセカンドオピニオンを得ることが国民にとって常識にならなければならない。

いかに普及させていくかが今後の課題だ」と話している。
関連記事
カテゴリ
最新記事
★★互助会推薦★★
ホテル最安値の簡単検索
比較サイト【トリバゴ】