あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の名医】「きれいな手術」こそ安全の証明 ★大森赤十字病院 消化器内科副部長 内視鏡室長 千葉秀幸さん(37)
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【日本の名医】「きれいな手術」こそ安全の証明 ★大森赤十字病院 消化器内科副部長 内視鏡室長 千葉秀幸さん(37)

 いま、医療界で「大圃(おおはた)組」とよばれるエリート集団が話題になっている。内視鏡治療の名手として国際的な知名度を誇るNTT東日本関東病院内視鏡部長の大圃研医師が率いるスペシャリストの集まりだ。

 大圃医師の下で指導を受けた内視鏡医たちが各地に散り、たたき込まれた高度な技術をそれぞれの地域で存分に発揮する-。今回紹介する千葉秀幸医師は、まさにそんな大圃一門の中核的存在だ。

 「僕のアピールポイントですか…。あきらめの悪さですね(笑)」

 内視鏡手術に入る前、患者とその家族に向かって「全力を尽くします」と必ず宣言する。医師から見れば毎日の仕事でも、患者にとっては一生に一度あるかないかの経験。簡単にあきらめるものではないし、性格的にもあきらめられないのだ。

 「窮地に立ったとき、大圃先生ならどうするか…って考えます。そして患者、家族の顔を思い出すと、答えは簡単で『手がもげるまで頑張れ』なんですよ」

 それでいて「安全性」には人一倍のこだわりを持つ。そのために千葉医師が手術のモットーとしているのが「きれいな手術」。

 「切除した標本が美しいときは、手術が安全に成功したことを意味します。単に切るだけでなく、美しく仕上げてこそのプロだと思うし、そこだけは忘れないようにしたい」

千葉医師の勤務する大森赤十字病院は、東邦大学医療センター大森病院や昭和大学病院など、大規模病院の競合エリア。しかし、千葉医師が来てから確実に内視鏡治療の実績は高まっている。

 「トリッキーなことをするのではなく、地道に全体の底上げをしていけばいいと思っています。地域の診療所との連携を密にし、地域医療に貢献したい」と千葉医師。

 大森に国内屈指の技術を持つ内視鏡医がいるということを、まずは覚えておきたい。 

 ■千葉秀幸(ちば・ひでゆき) 1979年、東京都生まれ。2004年、金沢大学医学部卒業。横浜市立大学医学部消化器内科入局。平塚市民病院、NTT東日本関東病院に勤務の後、12年から現職。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医他。医学博士。趣味はプロ野球観戦と読書。
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