【日本の名医】ドライアイ治療に定評のある眼科専門医 検査、投薬…無駄なく地域に貢献★みさき眼科クリニック院長 石岡みさきさん(49)
小田急線と地下鉄千代田線の代々木上原駅から徒歩5分。閑静な住宅地に建つ「みさき眼科クリニック」は、地域密着型の眼科診療所。地元出身の石岡みさき医師は、「生まれ育った渋谷に貢献したい」との思いで、5年前、現在の地で開業した。
開業前はぶどう膜炎、ドライアイ、アレルギーなどを研究テーマとし、現在は眼科領域の初期診療全般を網羅した診療体制を敷く。中でもドライアイとアレルギーの診断と治療の精度の高さには定評があり、噂を聞きつけた患者は広く関東全域から通ってくる。
そんな石岡医師のモットーは「無駄のない医療」。必要のない検査や投薬は行わず、無駄に治療が長期化しないよう心がけている。
「経営的に見れば何度も通ってもらったほうがいいのかもしれないですが、それじゃ地元貢献にならないし…」と苦笑い。
そんな診療姿勢は地域に浸透し、「気軽に相談できる目医者さん」として信頼も厚い。
治療の一方で予防医学にも力を入れる。
「例えば“ドルーゼン”という病態があります。目の老廃物がたまったもので、これ自体は病気ではないものの、将来、黄斑変性症に進展する危険性が高い。この場合には専用の抗酸化作用を持つサプリメントで予防効果が得られることが分かっています」
病気になってから治すだけでない。病気にならないようにするのも、かかりつけ医の大きな役割なのだ。
最近はスマートフォンの普及による疲れ目やドライアイを訴えて受診する患者が急増している。目を酷使する現代人にとって、眼科医の重要性は増すばかりだ。
「受診した時に、その人の目の情報がすべてそろっているクリニックでありたい」と語る石岡医師。“目のかかりつけ医”としての誇りがそこにある。
■いしおか・みさき 1989年、横浜市立大学医学部卒業。同大学病院、同大学院を経て米・ハーバード大学に留学。帰国後、東京歯科大学市川総合病院に勤務。98年、両国眼科クリニック院長。2008年より現職。医学博士、眼科専門医。横浜市立大学医学部眼科講師。趣味は刺繍(ししゅう)、文章を書くこと、新しい企画を立てること。
開業前はぶどう膜炎、ドライアイ、アレルギーなどを研究テーマとし、現在は眼科領域の初期診療全般を網羅した診療体制を敷く。中でもドライアイとアレルギーの診断と治療の精度の高さには定評があり、噂を聞きつけた患者は広く関東全域から通ってくる。
そんな石岡医師のモットーは「無駄のない医療」。必要のない検査や投薬は行わず、無駄に治療が長期化しないよう心がけている。
「経営的に見れば何度も通ってもらったほうがいいのかもしれないですが、それじゃ地元貢献にならないし…」と苦笑い。
そんな診療姿勢は地域に浸透し、「気軽に相談できる目医者さん」として信頼も厚い。
治療の一方で予防医学にも力を入れる。
「例えば“ドルーゼン”という病態があります。目の老廃物がたまったもので、これ自体は病気ではないものの、将来、黄斑変性症に進展する危険性が高い。この場合には専用の抗酸化作用を持つサプリメントで予防効果が得られることが分かっています」
病気になってから治すだけでない。病気にならないようにするのも、かかりつけ医の大きな役割なのだ。
最近はスマートフォンの普及による疲れ目やドライアイを訴えて受診する患者が急増している。目を酷使する現代人にとって、眼科医の重要性は増すばかりだ。
「受診した時に、その人の目の情報がすべてそろっているクリニックでありたい」と語る石岡医師。“目のかかりつけ医”としての誇りがそこにある。
■いしおか・みさき 1989年、横浜市立大学医学部卒業。同大学病院、同大学院を経て米・ハーバード大学に留学。帰国後、東京歯科大学市川総合病院に勤務。98年、両国眼科クリニック院長。2008年より現職。医学博士、眼科専門医。横浜市立大学医学部眼科講師。趣味は刺繍(ししゅう)、文章を書くこと、新しい企画を立てること。
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