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【今日のストレス 明日の病気】リストラ、子供や夫婦の将来… 不安で“不眠”に!


心配事で眠れない-。誰にも経験のあることだが、それにだって限度がある。何カ月も睡眠不足が続けば、あちこちに影響が出るのも当然のことだ。放置することなく、早目の診断、治療が必要なのだが…。

 Kさん(50)は加工食品メーカーに勤めるサラリーマン。会社はこのご時世、ご多分に漏れず業績が悪く、いつ自分のクビが飛んでもおかしくない状況だ。

 高卒で入社して以来、この道一筋で生きてきた。いまさら他の仕事に就いても、やっていける自信などない。それでも確実に忍び寄るリストラの影に、眠れない夜を過ごしているのだ。

 半年ほど前から眠れなくなり、かかりつけの内科医に相談すると睡眠導入剤を処方された。

 しかし、大学と高校に通う2人の子供や、自分たち夫婦の将来を考えると目は冴えるばかり。連日午前3時や4時まで悶々と過ごすことになる。

 当然、日中は眠くて仕方ない。集中力が落ちてミスも起きる。リストラ対象だけにヒヤヒヤものなのだが、夜、布団に入るとまた眠れない。睡眠不足が蓄積されていく…。

 「単なる睡眠不足ではなく、“うつ”による症状を疑うべきでしょう」と語るのは、本紙月曜連載「心の健康相談室」でおなじみ、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長の山本晴義医師。続けて解説する。

 「強いストレスで交感神経が刺激され、副交感神経が支配する眠りに入るのを妨げているものと思われます。体は眠りを欲していても、一種の興奮状態にあるのでなかなか眠れないのでしょう」

 睡眠導入剤が効かないことについても山本医師は、「うつによる不眠には、睡眠導入剤だけでは効果が不十分のことがある。原因に沿った治療が必要なので、心療内科や精神科などで、うつに対する全般的な治療を受けたほうがいい」と指摘する。

 体は疲労困憊なのに眠れずに、さらに疲労を重ねていくという悪循環。放置すれば自殺という最悪の結末だってありえないことではない。悪い流れを断ち切るためにも、まずはメンタルの専門医に相談すべきなのだ。
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