あなたの健康はお金で買えますか・・・? 歯科医に聞く。知っておきたい!歯の黄ばみを予防するプチ習慣「だ液で歯を磨く」
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歯科医に聞く。知っておきたい!歯の黄ばみを予防するプチ習慣「だ液で歯を磨く」

「毎日、きっちり歯磨きをしているのに歯が黄ばむ」、「周囲の人より歯が黄色い気がする」と思うことはありませんか。歯の黄ばみを予防するために、自分でできることはあるのでしょうか。歯学博士で口腔衛生がご専門の、江上歯科(大阪市北区)院長・江上一郎医師に詳しいお話を伺いました。

■だ液が色素沈着を防ぐ

歯が黄ばむ原因について、江上医師はこう説明します。

「歯の黄ばみの主な原因は、歯の表面に着色汚れが付着することです。時間の経過とともに歯の表面に強固に汚れが吸着して、通常のブラッシングやフロスでは取れなくなってしまいます。

ですが、歯そのものが変色しているわけではなく表面的な汚れなので、早めのケアで汚れが吸着するのを防ぐ、また吸着した汚れを取り除くことができます」

ここで江上医師は、「食後やドリンクを飲んだあとすぐに歯を磨くことができない場合は、次のことを試してください」と、次の「黄ばみ予防のためのプチ習慣」を挙げます。

1.だ液で歯を磨く

口の中にだ液がたくさん流れていると、常に歯の表面が洗われている状態になり、汚れも付着しにくくなります。食後に歯磨きができないときは、汚れをとるようにイメージしながら、舌先を使ってだ液で歯の表面を磨くようになぞりましょう。

いつでもどこでもできる方法です。

2.色の濃いドリンクを飲んだあとは、水でうがいをする

色の濃いドリンク、例えばワインや紅茶、緑茶、コーヒーは歯に色素沈着を起こしやすいことが分かっています。ワインに含まれるポリフェノール、紅茶やコーヒーに含まれるタンニン、緑茶に含まれるカテキンなどの色素が、時間をかけて少しずつ歯の表面に蓄積され、着色汚れの大きな原因となります。

歯の黄ばみを避けるには、コーヒーや紅茶はできる限り色が薄い状態で、例えばコーヒーならアメリカンを飲むといいでしょう。

さらに、口の中を水でゆすぐだけでも、歯の色素沈着を予防できます。ドリンクを飲んだあとは、口の中からのどの奥までをきれいに洗うようにイメージして、水でグチュグチュとゆすいでから、ゴクンと飲みほすことをお勧めします。

3.カレーは週1回程度にする

カレーなど色素の濃い食品は色素沈着しやすいので、食べるのは週に1回程度にするといいでしょう。

また、しょうゆ、ソース、ケチャップ、バルサミコ酢などの色の濃い調味料も、歯の黄ばみの原因になるので、食後は1や2を行いましょう。

4.研磨剤入りの歯磨き剤は避ける

研磨剤を含む歯磨き剤は、ホワイトニング効果があると宣伝されていますが、使用方法、頻度に注意が必要です。一時的に歯の表面はきれいになりますが、歯の表面のエナメル質が削られて、後々、かえって色素沈着を起こしやすい歯になります。

歯磨きの際には、歯磨き剤に頼るのではなく歯ブラシを細かく動かし、歯垢(しこう)をきれいに取り除くようにしましょう。

5.ガムやおやつ昆布をよくかむ

だ液には、歯の表面についた汚れや細菌を洗い流す「自浄作用」があります。

ガムやおやつ昆布(おしゃぶり昆布)などをよくかむことは、だ液の分泌を促すのはもちろんのこと、特に昆布などの繊維性の食物に含まれる食物繊維は、歯の表面を掃除する役割もあります。

また、だ液には、外から侵入する細菌やウィルスを撃退する抗菌作用、口臭予防、歯の表面のエナメル質を修復してむし歯を予防する働きもあります。

口の中が乾燥しているように感じたときは、舌やあごを動かして、だ液の分泌を促す習慣を心がけましょう。

6.みかんの皮の白い部分で歯をこする

みかんの皮の内側の白い部分でこすると、歯の表面の歯石(歯垢のかたまり)を取り除くと言われています。

ただし、みかんに含まれるクエン酸は歯の表面を覆うエナメル質を溶かしやすいので、こすったあとは放置せず、歯磨きをするか水で口をゆすぐようにしましょう。

7.口呼吸をせず、鼻呼吸を意識する

口呼吸の場合、歯の表面が乾燥してだ液が不足し、汚れが落としにくくなります。リラックスしているときや夢中になっているときなど、口が半開きになって口呼吸をしやすくなりますが、意識して口を閉じましょう。

8.タバコを吸ったあとはうがいする

喫煙はヤニの成分であるニコチンやタールが歯につきやすく、くすみや黄ばみの原因となります。禁煙する、タバコの本数を減らすほうがいいのですが、吸ったあとはニコチンやタールを流すように水でうがいをしましょう。

歯の黄ばみを防ぐためのキーワードは、「だ液の力」だと江上医師は強調します。しっかりとだ液が出るように意識をし、実践するようにしたいものです。

(監修:江上一郎氏。歯学博士。専門は口腔(こうくう)衛生。歯科・歯科口腔外科・口臭治療の江上歯科院長。
江上歯科 大阪市北区中津3-6-6 阪急中津駅から徒歩1分、御堂筋線中津駅から徒歩4分
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