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骨盤のひずみで足の長さが変わる?


私たちが姿勢を保持したり、体を動かしたりするとき、筋肉が本来のパワーをしっかりと発揮していなければ、関節や筋肉への負担は強まります。体の隅々にわたっている神経の働きに異常がないことはもちろん必要なのですが、神経がしっかりと機能するために、背骨の土台である骨盤の状態が安定していることがとても大切です。

骨盤には、姿勢を左右する重要な筋肉が複数ついているため、骨盤のコンディションにより、姿勢に変化を及ぼし、デスクワークで姿勢を保つ際に疲れやすさを生じたり、前かがみの姿勢で荷物を持ち上げようとすると、腰に違和感を生じたりと、動作を取った際の不調を感じるようにもなります。

このように、姿勢や動作においても重要な骨盤ですが、その不調にもつながりかねない骨盤の歪みを知るために、足の長さの変化に注目する方法があります。簡単にみる方法として、まずあおむけに寝ます。この時、足の長さに差が出ているかを確認します。

右足のほうが左足よりも短かったり、またその反対もありえます。

次に上半身を起こし、長座になりましょう。そして、再度、足の長さをチェックします。(ご自身でわかりにくい場合は、他の人に見てもらいましょう)

先ほど、短かった足が長くなっていると、骨盤の歪みを生じている可能性が考えられます。骨盤の歪みの中にも複雑なものもあるため、すべてを見いだすことはできませんが、簡単なチェックにはなります。

歪みが見つかったら、長座のまま、お尻をぎゅ~っと閉じてください。5秒間キープを3回行ったら、お尻で床を歩いてみましょう。右の坐骨(ざこつ)を前方へ移動→左の坐骨(ざこつ)を前方へ移動……と左右交互に移動させるとお尻で前進できます。

バック(後方へ移動)もしてみましょう。こうすることで、骨盤についているいくつかの筋肉に刺激が入り、骨盤の状態が調整されます。

※先天的に股(こ)関節などに問題がある場合は、上半身を起こして長座になったときには、変化がみられないとされています。

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)
オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。
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