あなたの健康はお金で買えますか・・・? バナナを食べると花粉症が改善される ─ 筑波大学教授ら臨床試験で確認
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バナナを食べると花粉症が改善される ─ 筑波大学教授ら臨床試験で確認

筑波大学医学医療系・谷中昭典教授らの研究グループは、バナナの定期的な摂食がヒトのスギ花粉症に及ぼす効果について、臨床試験を実施し、バナナ摂食が花粉症の自覚症状改善に効果があることを確認した。

バナナには、ポリフェノールなどの抗酸化物質や、生体の免疫反応を調整する作用のあるオイゲノールなどの香料が豊富に含まれている。そのため、バナナは生体に対して抗酸化作用(アンチエイジング)、抗炎症作用、抗アレルギー作用などを発揮する可能性があると想定されていた。

同研究グループでは、これまでに、スギ花粉抗原に感作(抗原に接触することで、アレルギー反応を起こすこと)した花粉症モデルマウスに対して、バナナを3週間経口投与する動物実験を行い、バナナを投与することにより、マウスのアレルギー反応が顕著に抑制されることを見出している。

また、そのメカニズムとして、バナナに含まれる成分が、マウスのアレルギー反応を制御するものと考えられ、ヒトに対しても同様の効果が発現する可能性が示唆されていた。

同研究では、スギ花粉特異的IgE抗体陽性者(スギ花粉症患者)52名を、バナナ摂食群26名と非摂食群26名に分け、摂食群にはスギ花粉が飛散する2週間前から8週間に渡り、1日あたりバナナ200g(約2本)を毎日摂食させ、非摂食群には同期間中バナナの摂食を禁じる試験を実施。スギ花粉症の症状への影響を観察した。

その結果、バナナを毎日食べた患者のうち、特定の条件を満たす集団においては、スギ花粉症の自覚症状が一部、改善されることが確認された。特に、低年齢者(35歳以下)、男性、IgE低値群において、効果が高かった。

今後は、メカニズムの解明とともに、より効果的なバナナの摂食方法などについて検討を進めていく予定。
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