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腰痛の真偽 「鎮痛剤飲むのダメ」は×「横向きで寝ろ」は○


日本国民の約4分の1が苦しむ腰痛。今や隠れた国民病とも言われるが、その原因の85%はわかっていないという。おまけに、間違った知識がまことしやかに広まったり、これまで常識とされてきたことが大転換されていたりするのだ。思い込みが多い腰痛のウソ・ホントをご紹介します。

■「痛み止めはあまり飲まない方がいい」は【ウソ】

 腰痛で痛み止めののみ薬を処方すると、「痛み止めは一時的な対処療法だから、のむのをやめると、また痛みが出るのでは」と懐疑的な人も。井尻整形外科院長の井尻慎一郎さんはこう語る。

「しかし、急性で痛みが激しい場合にのみ薬を使えば、より効果的な治療ができます。急性腰痛(ぎっくり腰)になった場合、痛み止めをのむことで、痛み・発熱・発赤・腫れといった4つの要素を持つ炎症を抑えることができます。

これを火事に例えれば、初期消火に大量放水したようなもので、被害が少なく、早く腰痛が治るはず」

 素人考えでのみ薬を減らすのは、やっぱりよくないのだ。

■「腰痛の時は横向きで寝るのがよい」は【ホント】
 仰向けに寝ると、お尻が沈み込んでしまい、腰椎が反る形になると指摘するのは、井尻さん。

「腰痛が悪化することもあるため、むしろ横向きで腰とひざを軽く曲げた格好がいちばん楽だといえます」(井尻さん)

 福島県立医科大学会津医療センターの白土修さんも同じく横向き派。「軽くひざを曲げる横向きの姿勢がいい。逆に、うつぶせで胸の下に枕を当てて本など読むのは、腰に負担がかかるので、避けるべき」(白土さん)

 このように、仰向けがベストな姿勢と思いがちだが、腰痛持ちには横向きが◎。

「横向きで寝る場合、ひざの間にクッションをはさむと股関節がゆるみにくくなるので、おすすめです」(トコ助産院院長・渡部信子さん)
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