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【男の排尿・前立腺 悩み解決!】最新レーザー手術で「肥大症」改善 中高年の尿トラブル一因、放っておくと尿閉や腎後性腎不全に


55歳以上の5人に1人が発症し、推定患者数が400万人にも上る「前立腺肥大症」。中高年の尿トラブルの一因であるこの疾患を改善するにはどうすればいいのか。

 「年だから仕方がない-で済ますのではなく、症状が出た時こそ、きちんと対処するべきです。放っておくと、膀胱内に尿が溜まっているのに排尿できない『尿閉』や、尿の通り道が閉塞し、腎臓の動きが悪くなる『腎後性腎不全』などが起こることもあります」と話すのは、かとう腎・泌尿器科クリニック(神奈川県平塚市)理事長の加藤忍医師。

 尿が出なくなり、腹部がパンパンに張った状態で、救急車で運ばれてくる患者もいるという。こうした状況を回避する策はあるのだろうか。

 「前立腺の中の狭くなった通り道を広げる、前立腺の体積を小さくする、あるいは血流を改善するなど、患者さんそれぞれの状態に合わせた薬を使うことで、尿の通りが良くなるなど、排尿障害に十分な効果が出るケースは多々あります」

 ただ、肥大の程度や症状によっては、手術もひとつの選択肢になる。

 というと、内視鏡を尿道から入れて、電気メスで切除するという従来の方法を想起する人がいるかもしれない。

 この場合、10日ほど入院する必要があり、仕事にも大きな支障をきたすことになるが、ここで紹介するのは、「HoLEP」と「CVP」と呼ばれるレーザーを使用した最新術式の日帰り手術だ。

 HoLEPは、内視鏡を尿道から通し、その先端からホルミニウムレーザーというレーザーを照射して肥大組織を核出、縮小する手術。

 ホルミニウムレーザーは、レーザー照射によって、組織の蒸散、切開、止血が同時にできるのが特徴で、組織への吸収深度も0・4ミリ以下と浅く、安全に使用できるレーザーだ。

 「HoLEPは、大きな前立腺でもスムーズに手術できて、長期成績が良いことがメリットです」

 一方、CVPは、半導体を利用して発生させるダイオードレーザーで組織を蒸散させる手法。

 「ホルミウムレーザーよりさらに低侵襲で、出血がほとんどなく、より安全です。体に優しい方法なので、高齢者の方にも、体に負担を掛けずに行えます」

 HoLEPを東京で初めて行い、CVPを日本に導入した加藤医師はこう話す。

 「前立腺肥大症の手術は、排尿障害が改善するだけでなく、生活の質を大きく変えます」

 次回も引き続き、前立腺肥大症の手術について検証する。 (岸由利子)
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