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【女医ドル】すてきなキスのため、口腔ケアを大切に!


こんにちは。とても涼しくなりました。帰宅されたら手洗い、うがいをよくして、体調管理をしてくださいね。今回は「キスによる接触感染」についてお話しさせていただきたいと思います。

 キスなんて一瞬ドキッとしてしまうテーマなのですが、ヨーロッパやアメリカでは恋人同士でなくても、親子、友人、おじいちゃん、おばあちゃんなどと「おはよう」「おやすみ」のあいさつとしてキスを交わします。もちろん人前でも。

 そしてその姿が街の風景にマッチしてとても美しい光景に映ることもあります。「キスの文化」は海外と日本では少し異なるかもしれませんが、お互いの体温を感じ、相手の温かみを感じあうコミュニケーションの1つでもある「キス」はとてもすてきなものだと私は思います。

 けれど、お互いの唇をふれ合わせる行為には意外な落とし穴があることをご存じでしょうか。人の口腔(こうくう)内には多くの細菌が存在します。口腔は消化器官の一部であり、健康と免疫維持に大切な食物は口から摂取されます。

「口腔の情報は全身に伝わり、全身の情報は口腔に伝わる」といっても決して過言ではないでしょう。口腔内には健康維持に良い細菌も、悪い細菌もいるのです。

 例えば、虫歯の原因菌の1つであり有名なミュータンス菌(streptococcus mutans)について説明させていただくと、ミュータンス菌は最初から人の口腔内に存在しているのではなく(生まれたばかりの子供にはいません)、生活していく中で口移しや食器の共有、感染者の唾液が口に入ることにより感染するのです。

 ですからキスによる接触感染も考えられるのです。ミュータンス菌の感染で最も考えられることが親子間での「チュー」です。

 かわいい子供を前にすると、ついチュッとしたくなってしまうことはわかるのですが、そこで少し気持ちを落ち着かせてほっぺにチュにしてみてはいかがでしょうか。

 お子さまとのコミュニケーションは「ほっぺにチュー」を取り入れていただきたいと思いますが、大人同士(恋人たち)のコミュニケーションでのキスはほっぺだけは難しいこともあるかもしれません。

そこで大切なのはお互いの口腔ケアを適切にして身体に良い細菌の多い環境に整えることではないかと思います。

 キスがより良いコミュニケーションになり、人のぬくもりを感じあえるひと時になるためにも、口腔ケアの大切さを見直していただきたいと思います。

 恋人、家族、友人とすてきなキスの思い出を作って幸せな気持ちになってください。

 ■笹澤麻由子(ささざわ・まゆこ) 歯科医師 横浜市出身 桐朋学園大学音楽学部卒業。日本歯科大学卒業。大学病院勤務を経て、現在ささざわ歯科医院副院長。日本小児歯科学会会員。日本歯科審美学会会員。日本アンチエイジング歯科学会会員。特技は声楽(オペラ)、ピアノ、作曲。趣味はゴルフ。ブログ http://ameblo.jp/melonpanna-chocolatino/
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