fc2ブログ
       

6割以上が症状改善。ビタミンDは前立腺がんに効く


ビタミンDのサプリメントを服用すると、初期の前立腺がんの進行が遅くなるか、または軽くなる可能性があるという調査結果が出ました。

研究を主宰したサウスカロライナ医科大学の小児科、生化学と分子生物学のブルース・ホーリス教授によると、ビタミンDには細胞の炎症を減らす効果があり、がんも細胞の炎症の一種だからだということです。

◆6割以上が症状が改善された
実験では、無作為に選んだ37人の患者に60日間毎日、100μgのビタミンDか、または偽薬を飲んでもらいました。

手術で摘出したがんを実験開始前のデータと比べたところ、偽薬を飲んだグループは、同じか悪化していました。ビタミンDを飲んだグループは6割以上でがんが改善され、残りの人たちも進行が止まったのです。

ただし、BrighamandWomen’sHospitalの放射線腫瘍学のアンソニー・ダミーコ博士は、実験の規模が小さいため、決定的な結論とはいえないと指摘しています。

◆罹患数に比べ、死亡数は少ない
早期の前立腺がんには自覚症状はありません。併発することの多い前立腺肥大症による尿が出にくい、排尿後、すっきりしないといった症状が出ることがあります。

前立腺がんが転移する場合はリンパ腺や骨が多く、血尿や腰痛といった症状から検査すると、発見される場合もあります。

最前立腺特異抗原(PSA)という腫瘍マーカーを血液検査で調べることができるので、早期発見が可能になりました。

国立がんセンターの2014年の予測によると、罹患数(新たに発病した数)は7万5400で、男性のがんでは第3位。死亡数は1万1800で6位となっています。

罹患数が年々増加しているのは、PSA検査が普及したことも一因と見られています。

「PSA値が高い=前立腺がん」ではありません。前立腺肥大症や前立腺炎でもこの数値が高まるので、前立腺生検を受けましょう。

◆手術が必要か見極める
初期の前立腺がんは、手術や放射能治療で治すことができます。比較的進行が遅いので、すぐに摘出手術をせず、経過を見るように勧める医師もいます。

生前、検査などで前立腺がんが見つからなかったのに、他の原因で亡くなった後に調べるとがんが発見されることがあります。このようながんをラテントがんと呼びます。

前立腺がんは年齢と共に罹患率が高くなり、特に60歳以上で急増します。でも適切な処置を行えば、長く通常の生活を続けることができるのです。

ビタミンDの効果がより明確になれば、患者や家族も、もう少し気持ちにゆとりをもって経過を見守ることができるようになるかもしれません。

参考:
http://www.cbsnews.com/news/vitamin-d-supplements-may-slow-prostate-cancer/
http://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/
関連記事
おススメサイト!
最新記事
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ