あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【日本の病院の実力】E型のオピニオンリーダー東芝病院「肝炎ウイルス」
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【日本の病院の実力】E型のオピニオンリーダー東芝病院「肝炎ウイルス」

新型インフルエンザに注目が集まる昨今だが、ウイルスによる病気はいろいろある。中でも、重篤な事態に発展しかねないのが、肝炎を引き起こすウイルス。

A型、B型、C型、E型とあり、いずれの肝炎ウイルスの研究と治療においても、世界的に名をはせているのが東芝病院消化器内科だ。

 民間病院としては珍しい研究部を持ち、E型肝炎ウイルスが日本に存在していることも突き止めた。今やオピニオンリーダーとなっている。

 「日本中からE型肝炎ウイルスの検体は集まってきます。

また、他の肝炎ウイルスの研究や治療にも力を入れ、慢性C型肝炎のインターフェロン治療は、保険適用の1992年以前から治験などにより臨床を積み重ねています」と、同科科長も兼務慢性C型肝炎は、進行すれば肝がんになりやすい。

それを防ぐ第一歩が、インターフェロン療法によってC型肝炎ウイルスを排除することだが、すべての人に対しての効果はない。そのため、より効果の高いベグインターフェロンの治療を実施するなど、慢性肝炎に果敢に挑んでいる。

 さらに、肝臓がんに対しては、手術のみならず、肝がんへ栄養を供給している血管を塞ぐ「冠動脈塞栓術」、アルコールを直接注入してがん細胞を死滅させる「経皮的エタノール注入法」。

もうひとつ、同病院で定評のあるのが、特殊な針を肝がんへ刺して熱で焼く「ラジオ波焼灼療法」だ。新井副院長は、この治療のエキスパートである。

 「肝硬変が進んでいる肝臓がんは、手術が行えないケースも珍しいことではありません。一番有効な手段はなにか。患者さんにとってベストな治療法を常に考えています」

 こう話す新井副院長は、急性・慢性肝炎、肝臓がんの患者を数多く診てきた。そして今、“メタボ”に伴い増加している非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の治療にも力を入れている。

ウイルスのみならず生活習慣でも痛めつけられる肝臓。しかし、初期段階では自覚症状が乏しい無言の臓器だ。

 「肝がんは一度できると高率に再発します。他のがんのように5年経ったら安心とはいえません。

慢性肝炎や肝がんの患者さんとは、一生涯のおつきあいになります。そういう方々の力になりたい」

 【データ】2008年入院実績
 ▼肝がん118人▽ラジオ波焼灼療法/エタノール注入療法58人
 ▼慢性肝炎54人
 ▼肝硬変60人
 ▼内視鏡総数9391件
 ▼食道がん44人
 ▼胃がん46人
 ▼大腸・小腸腫瘍377人
 ▼病床数307床

 【住所】〒140-8522 
東京都品川区東大井6の3の22 
TEL03・3764・0511
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