あなたの健康はお金で買えますか・・・? 【気になるこの症状】緑内障 視野や見え方の異常をマス目チェックで確認
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【気になるこの症状】緑内障 視野や見え方の異常をマス目チェックで確認

緑内障は、眼球内の圧力(眼圧)が高まり、視神経が圧迫されて損傷する病気。

10年ぐらいかけて視野(見える範囲)が狭くなり、放置すると失明に至る。目の痛みなどが現れる急性緑内障でなければ、通常、初期ではほとんど自覚症状がない。健診での早期発見が重要だ。

 【8割が未治療でいる】

 失明原因第1位(全体の約25%)の緑内障の発症頻度は、40歳以上では約20人に1人。しかし、眼科を受診している人は約20%にすぎない。井上眼科病院(東京・お茶の水)の井上賢治院長が説明する。

 「人は中心視野を使って両目でカバーし合って物を見ているので、初期の段階で視野の欠損に気づく人はほとんどいません。初期のうちに早期発見できるのは検査だけです。会社の健診の眼底検査で異常を指摘されたら、必ず精密検査を受けてください」

 一度障害された視神経は元には戻らない。どれだけ早く治療が開始できるかが、失明を免れるポイントになるという。

 【家族歴はリスク高い】

 目の中は「房水(ぼうすい)」という液体が酸素や栄養を運んでいる。房水は毛様体という部分で作られ、シュレム管という部分で排出されている。流れが途中で妨げられたり、排出口が目詰まりすることで眼圧が上昇するのが緑内障の病態だ。

 「しかし、日本人の緑内障の7割は眼圧が正常範囲でも発症する『正常眼圧緑内障』です。これは同じ眼圧でも発症する人、しない人がいるわけですから、視神経が眼圧に対して体質的に弱い眼であることから発症すると考えられています」

 緑内障の危険因子のひとつが家族性。国内の疫学調査では、兄弟に緑内障患者がいると3・7倍、両親では2・2倍、いとこでは2・9倍リスクが高いという報告もある。

 「家族内に緑内障患者さんがいる人は、40歳を過ぎたら年1回の定期検診をお勧めします」

 【点眼薬で眼圧管理】

 発見された場合、治療は進行を止める、遅らせることが目標になる。まずは眼圧を下げる点眼薬が第一選択肢になる。

 「点眼薬は、房水の産生量を減らしたり、房水の排出を促進させたりするなど作用機序の違うものが数種類あります。持病によっては使えない薬もあり、まず1種類で様子を見て、途中で薬を変更したり、2-3種類を併用してもらう場合もあります」

 点眼薬で眼圧コントロールが十分でない場合には、房水の流れや排出を促進させるレーザー治療や手術が検討される。

 「検査だけでなく、日常ではカレンダーのマス目などを片目ずつ見て、視野や見え方に異常がないか確認することも早期発見につながります」

《緑内障を調べる主な検査》
★眼圧検査…目の表面に測定機器や空気をあてて測定する
★眼底検査…視神経が障害されていないか眼底を検査する
★視野検査…見える範囲を検査し視野欠損の有無を判定する
★三次元眼底解析検査(OCT)…断層撮影で網膜の厚みなどを測定する
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