あなたの健康はお金で買えますか・・・? 葛根湯は飲むタイミングが大事って知ってた? 効かないのはその飲み方が原因かも!
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あなたの健康はお金で買えますか・・・?

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葛根湯は飲むタイミングが大事って知ってた? 効かないのはその飲み方が原因かも!  

この時期に気をつけたいのが風邪。寒さや乾燥に加え、慌ただしさから体調を崩してしまう人も多いのでは? 風邪に効く漢方薬といえば葛根湯(かっこんとう)が有名ですが、葛根湯は飲むタイミングに注意が必要って知っていましたか? S子さんとT美さん、2人の症状を通して、風邪のときに飲む漢方薬について見てみましょう。

S子「うーん、なんだかゾクッとするなー。風邪ひいたかも」
T美「大丈夫? 最近流行ってるからね」

S子「やっぱり学生のころとはちがうね。疲れが溜まるとすぐ体調に出ちゃう」
T美「そうだよね。私も1カ月前にひいた風邪がまだ治らないよ」

S子「そういえばT美、ずっと咳してるよね。大丈夫?」
T美「うん。もう熱は下がったんだけど、咳だけ長引いていて……。いつも行く病院で漢方薬もらおうかなって思ってるんだ」

S子「え、漢方薬? 効くの? 私、先月風邪ひいたときに薬局で葛根湯買って飲んだんだけど、全然効かなかったよ」
T美「飲む時期が悪かったんじゃない? 葛根湯って飲むタイミングが決まっているみたいよ。よく知らないけど……」

S子「そうなのかなぁー?」
T美「私、今日の会社帰りに病院行くつもりだけど、S子も一緒に行く? 会社の近くだよ」

S子「うーん、せっかくだから行ってみようかな。どうせなら早く治したいし。でも葛根湯を処方されたら、『効きませんでした!』ってはっきり言う!」
T美「あはは。まぁ、それはそれでいいんじゃない? じゃあ帰り、待ってるね」
S子「うん、あとでね!」

そんなわけで、仕事帰りに直接病院に向かった2人。
診察していただくのはいつも通り丸山綾先生です。まずS子さんから診察室に入りました。

S子「こんにちは。T美の紹介で初めて来ました。風邪のひき始めっぽいんです。忙しい時期なので悪化させたくなくて」
丸山先生「ちょっと熱を測ってみましょう。……37.5度、少しありますね。風邪かも?と感じたのはいつからですか?」

S子「今朝ぐらいからです。寒気がして、ちょっと頭が重たいです」
丸山先生「汗は出ていますか?」

S子「汗ですか? 悪寒はするんですが、汗はかいてないです」
丸山先生「よく風邪をひきますか?」

S子「体力には割と自信があるんですが、最近ちょっと疲れているのかもしれません。1カ月前も風邪をひいてしまって、そのとき薬局で葛根湯を買ったんです。でも効かなくって、治るまで1週間ぐらいかかりました」
丸山先生「ふむふむ……」

S子さんの体質や体の悩みをまとめると…

・最近仕事が忙しい
・風邪のひき始めの症状
・悪寒、頭痛、微熱はあるが、汗はかいていない
・首のうしろと肩がすごく凝っている、関節痛が少しある
・1カ月前にも風邪をひき、葛根湯を飲んだが効かなかった
・もともとは体力があるほう

S子さんの初診問診票はこんな感じです。あなたの傾向とは似ている? 似ていない?

丸山先生「S子さんには葛根湯を処方します」
S子「ええーっ!」

丸山先生「では説明しますね、まず……」
S子「ちょっとちょっと先生、さっき言いましたけど、私1カ月前に葛根湯を飲んで全然効かなかったんです。だから別の漢方薬のほうが……」

丸山先生「実は、S子さんが1カ月前に葛根湯を飲んで効かなかったのには理由があるんです。葛根湯は風邪の初期、ひき始めに飲まないと効果がない漢方薬なのです。1カ月前に飲んだときは、風邪をひいてどのぐらい経っていましたか?」
S子「最初は『まあ大丈夫かな』って思ったし、忙しくてなかなか薬を買いに行けなかったので、風邪かなって思ってから3日ぐらい経っていたと思います」

丸山先生「それでは遅いんです。『ひき始め』と言ってもちゃんと定義があって、その目安となるのが『発汗があるかどうか』です。風邪をひいて発熱すると、熱を下げるためにじわじわと発汗しますが、そうするともう葛根湯のタイミングではありません」

丸山先生の初心者講座1

漢方薬の教科書『傷寒論(しょうかんろん)』には、要約すると「首が凝っていて、悪寒がして、汗が出ない」ときが、葛根湯を飲む適切なタイミングと書いてあります。

S子「そうなんですか。全然知りませんでした。葛根湯って、『体にやさしい風邪の薬』ぐらいのイメージでした」

丸山先生「風邪のときに処方する漢方薬はいくつかありますが、飲む時期や症状、体質を見て選ぶことが大切なんですよ。汗をかく前がいいので、1包目は帰る前にここで飲んでいきましょう」
S子「わ、わかりました!」

丸山先生「家に帰って、1時間ぐらい布団に入ってあたたかくして、それでもまだ汗が出ないようだったらもう1包服用してみてください」
S子「時間をあまり空けず飲んでも大丈夫なんですね」
丸山先生「S子さんは基本的には実証(※)寄りで体が丈夫なタイプのようですし、汗が出てくるまでは、あまり時間を空けずにもう1包服用しても大丈夫ですよ。体を中からあたためて『発汗を促す』のが葛根湯の仕事なんです」

~1週間後の再診~
丸山先生「どうですか?」
S子さん「薬をもらった日に家でももう一度飲んだらすごく汗をかいて、翌日は平熱まで戻っていました。頭痛と鼻水はちょっとありましたが出社できるぐらいで、数日で元通りになりました」

丸山先生「それはよかったです」
S子さん「飲む時期によってこんなに効き方がちがうんですね。私は本当は葛根湯が合うタイプということもわかったので、今度からは葛根湯を常備しておいて、ひき始めかな?と思ったらすぐ飲むようにします」

丸山先生「漢方薬は、体質やそのときの状態に合わせて服用することが大切なんです。だから過去に医師に診てもらい、自分に合う漢方薬や飲むタイミングなどがわかっているなら、常備しておくのもいいですね。わたしも風邪っぽいなと思ったら、症状や時期に合わせて漢方薬を服用するようにしているので、風邪が長引いたり、風邪で仕事を休むことはほとんどないんですよ」
S子さん「そうなんですね! じゃあ、ちがう症状の風邪にかかってしまったときは、また来ます(笑)」

・丸山綾 まるやま・あや
日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

飲み方をかえれば漢方は効く
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( 2018/03/23 18:35 ) Category ■薄毛・植毛・頭皮・ハゲ・フケ・白髪・抜け毛・カツラ | トラックバック(-) | コメント(-)
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