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エナジードリンクで死亡事故!過剰摂取が死を招く身近な食べ物公開


ある男性の腎不全の原因は、アイスティーでした。

コーヒーもアルコールも体に悪いと、アイスティーばかり飲んでいたのですが、その量が1日に約4リットル。紅茶に含まれるシュウ酸塩は、過剰に摂取すると腎結石や腎不全を引き起こす可能性があるのです。

今回は、あなたが「健康のために」と思っていても、摂り過ぎは逆効果になる身近なものをご紹介します。

◆一度に大量摂取は危険!
2007年に、ラジオの懸賞コンテストで水を飲みすぎた女性が亡くなるという事件が起きました。短時間に大量の水を飲むと、体内の電解質のバランスが崩れます。

電解質とは、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどで、これらが低値になると、心不全、腎不全、呼吸不全など、深刻な症状を引き起こすのです。普段から水分を摂り過ぎていると、むくみや胃腸機能の低下が起きます。

◆日本人は塩分の摂りすぎ
塩分が体に悪いことは常識ですが、危険な量をご存知ですか? たった小さじ2杯でも、ナトリウムが致命的な高値になりうるのです。これは昏睡や脱水症を引き起こします。

摂食障害の45歳の女性は、大さじ3~4杯の塩を摂って、死亡しました。先月は、ニューヨークで点滴に塩を入れて子供を殺した母親が、有罪判決を受けました。

厚生労働省の食事摂取基準(2015年版)では1日の摂取目標量を、18歳以上の男性で8.0グラム、同じく女性で7.0グラムとしていますが、実際の摂取量はこれを上回っています。

世界保健機構(WHO)の摂取目標は1日5グラムですから、特に気をつけたいものです。

◆刺激も過ぎれば危険になる
カフェインが必要なら、2~3杯のコーヒーで。カフェイン中毒には気をつけましょう。
アメリカでは、トレーニングのテンションを上げるため、カフェインパウダーが商品化されています。

昨年、18歳の少年がこの過剰摂取で亡くなりましたが、1ミリリットルの血液中に70マイクログラムのカフェインが検出されました。致死量はわずか50マイクログラムとされています。

日本でもすっかり定着したエナジードリンクにも要注意です。

アメリカでは1日に720ミリリットルの缶を2本飲んだ14歳の少女が心停止で死亡。2012年にも、同様に2缶以上を飲んだ19歳の少年が亡くなって、どちらも訴訟になりました。

効果は一時的なものと認識して、慢性的に依存しないように気をつけましょう。

◆特定の効果を期待する場合
貧血予防に効果の高いレバーは、ビタミンAも豊富です。

でも、一部の特殊なレバーは人間を殺すほどの多量のビタミンAを含んでいます。

ですから、イヌイットはホッキョクグマやアザラシのレバーは食べません。ヘラジカのレバーにも多量のビタミンAがあります。私たちが普段食べている牛や豚、鶏のレバーなら安全です。

これは嗜好品なので、日本人にはなじみが薄いと思いますが、リコリス(カンゾウ)も食べ過ぎてはいけません。40歳以上で、毎日約47グラムを2週間以上食べ続けると、不整脈で入院する危険性があります。

カンゾウの根に由来するグリチルリジンは砂糖の30~50倍の甘みを持ち、痰に効果があるのでのど飴などにも使われます。でも、これには体内のカリウム濃度を減少させる作用もあり、高血圧を引き起こすかもしれません。

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