早朝がキケン!病院では発見できない【仮面高血圧】とは?
●高血圧はサイレントキラー
高血圧には、ほとんどの場合、これといった自覚症状がありません。でも、そのまま放置していると、強い圧力にさらされ続けた血管が傷んでいき、やがて動脈硬化を起こすようになります。
動脈硬化が起きると、血液が流れにくくなるので、心臓は、より高い圧力で血液を送り出すようになります。
すると、血圧がさらに高くなり、動脈硬化が悪化するという悪循環に陥ってしまい、最悪の場合は、「脳卒中」や「心筋梗塞」など、命にかかわる事態に発展することもあるのです。
このため高血圧は、別名「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれているのです。
●高血圧で自覚症状があることも
ただし、高血圧の状態が続いていると、頭痛や頭重感、のぼせ、めまい、耳鳴りなどの症状が起こる場合もあります。
また、高血圧が相当進行していると、動悸、呼吸困難、胸痛、むくみ、夜間尿、足の痛みやしびれなどがある場合もあります。
これらの症状は、高血圧に限ったものではありませんが、体に何らかの不調が起きていることには変わりありません。
気になる症状があったときは、そのままにせずに、病院を受診しましょう。
また、年に一度、健康診断を受けることも、高血圧の早期発見に役立ちます。
●病院では発見できない高血圧も
高血圧の中には、「仮面高血圧」といって、ふだんは血圧が高いのに、病院で血圧測定をすると、異常が認められないケースがあります。
仮面高血圧に陥りやすいのは、仕事に追われてストレスを抱えていたり、ヘビースモーカーだったりする人です。
こういった人は、職場にいる時間帯は、ストレスで血圧が上がっていますが、病院では仕事から解放されてリラックスしていたり、タバコが吸えなかったりするので、血圧が下がるのです。
仮面高血圧だと、病院を受診したり、健康診断を受けたりしても、高血圧であることが見過ごされてしまうので、動脈硬化が進行するリスクが高くなります。
このため、高血圧がどうかを知るためには、病院だけでなく、家庭用血圧計を使って、自分で血圧を計る習慣を持つことがすすめられています。
(この記事の監修: 新宿皮フ科 副院長 / 小林しのぶ 先生)
高血圧には、ほとんどの場合、これといった自覚症状がありません。でも、そのまま放置していると、強い圧力にさらされ続けた血管が傷んでいき、やがて動脈硬化を起こすようになります。
動脈硬化が起きると、血液が流れにくくなるので、心臓は、より高い圧力で血液を送り出すようになります。
すると、血圧がさらに高くなり、動脈硬化が悪化するという悪循環に陥ってしまい、最悪の場合は、「脳卒中」や「心筋梗塞」など、命にかかわる事態に発展することもあるのです。
このため高血圧は、別名「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれているのです。
●高血圧で自覚症状があることも
ただし、高血圧の状態が続いていると、頭痛や頭重感、のぼせ、めまい、耳鳴りなどの症状が起こる場合もあります。
また、高血圧が相当進行していると、動悸、呼吸困難、胸痛、むくみ、夜間尿、足の痛みやしびれなどがある場合もあります。
これらの症状は、高血圧に限ったものではありませんが、体に何らかの不調が起きていることには変わりありません。
気になる症状があったときは、そのままにせずに、病院を受診しましょう。
また、年に一度、健康診断を受けることも、高血圧の早期発見に役立ちます。
●病院では発見できない高血圧も
高血圧の中には、「仮面高血圧」といって、ふだんは血圧が高いのに、病院で血圧測定をすると、異常が認められないケースがあります。
仮面高血圧に陥りやすいのは、仕事に追われてストレスを抱えていたり、ヘビースモーカーだったりする人です。
こういった人は、職場にいる時間帯は、ストレスで血圧が上がっていますが、病院では仕事から解放されてリラックスしていたり、タバコが吸えなかったりするので、血圧が下がるのです。
仮面高血圧だと、病院を受診したり、健康診断を受けたりしても、高血圧であることが見過ごされてしまうので、動脈硬化が進行するリスクが高くなります。
このため、高血圧がどうかを知るためには、病院だけでなく、家庭用血圧計を使って、自分で血圧を計る習慣を持つことがすすめられています。
(この記事の監修: 新宿皮フ科 副院長 / 小林しのぶ 先生)