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【気になるこの症状】メニエール病 “耳鳴り、難聴”に注意、放置すると聴力が…


この時期は、“耳鳴り・難聴”に要注意。繰り返すなら“メニエール病”の疑いがある。症状が軽くても早期受診が肝心だ。

 【めまいのない蝸牛(かぎゅう)型】

 症状の特徴は、突然、激しい回転性のめまいに襲われて、吐き気をもよおす。数分から数時間続く“めまい発作”に合わせて、片耳に耳鳴りや難聴、耳閉感が起こる。

 しかし、耳鼻咽喉科・日本橋大河原クリニック(東京)の大河原大次(だいじ)院長は、「めまいが出ないメニエール病もある」と警告する。

 「強烈なめまい発作のイメージが強いが、最近増えている“蝸牛型メニエール病”はめまいがなく、耳鳴りと難聴だけを繰り返す。メニエール病ではないと思って放置していると、聴力がどんどん悪くなります」

 【体調不良が引き金】

 めまいを伴う耳鳴り・難聴は“突発性難聴”でも起こるが、違いは繰り返し起こること。頻繁に起こる人もいれば、年に数回の人もいる。初発はほとんどが30-60代の働き盛りの世代。

 「過労やストレス、寝不足などが引き金になることが多い。季節の変わり目も体調を崩しやすいので症状が出やすくなります。きちょうめんで神経質なタイプの人に発症しやすい傾向なので、メンタルの影響も大きい」

 原因は、内耳のリンパ液が増えて神経を圧迫する。音の信号を脳に伝える蝸牛神経が圧迫されれば耳鳴り・難聴が起こる。圧迫が平衡感覚を脳に伝える前庭神経まで及べば、めまいが起こる。しかし、なぜリンパ液が増えるのかは分かっていない。

 「難聴はまったく聴こえないわけではなく、低音難聴で耳が詰まった感じになる。耳鳴りも“ゴー”“ボワン”という低い音がします」

 【上手に付き合う工夫】

 症状が比較的軽く感じる蝸牛型でも、初発の耳鳴り・難聴があったら早めの治療が肝心になる。

 「繰り返すとボディーブローのようにジワジワ聴力が低下する。症状が出たら、その都度、聴力を回復させないと、後で治療しても戻らない。放置すると耳鳴り・難聴が常時残る場合があります」

 治療薬は、主にステロイド剤や神経細胞を活性させるビタミンB12などの内服薬が使われる。

 「いつ症状が現れるか不安になるストレスも悪い。あまり頻発する人には症状に対する即効作用のある利尿薬を処方して、起こりそうな時に事前に飲んでもらう。薬や体調管理で十分コントロールできる病気であることを理解してもらうことも大切になります」

 多忙期のめまいや耳鳴りには注意しておこう。

◆メニエール病の症状の特徴◆

★突然、激しいめまいが起こり、吐き気や嘔吐がある。
★めまい発作が起きている間、耳鳴り・難聴がある。基本的に片側の耳に起こる。
★発作は数分から数時間続くことも。
★発作は繰り返し起こる。間隔は人によって異なる。
★蝸牛型はめまいがなく、耳症状だけを繰り返す。
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