fc2ブログ
       

【整体の常識非常識】良心的?不正請求?整骨院業界の光と闇


「整骨院って保険使えるんですか?」この業界にいるとかならず受ける質問。

 結論から言うと、「症状によっては使えるケースもある」。具体的には骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲。

 これらのケガを施術するときに保険が使える、というのが正解。しかも数日から数週間といった最近のケガに限られる。「でも実際に整骨院って、お年寄りの腰痛や肩こりの患者さんばっかりですよ?」その場合、整骨院ではある操作が行われている。

 肩こり→手をついて転んだ際に肩をひねった→肩の捻挫

 腰痛→机を持ち上げた拍子に痛めた→腰の捻挫

 高齢者の膝の痛み→階段でつまづいて転んだ→膝の打撲

 これら架空のストーリーと傷病名を作り上げ保険請求。そして通い始めて3カ月も経てば、そろそろ慢性症状。その箇所は治ったことにして、また新たなケガのストーリーが追加される。これが整骨院が肩こりを保険でみてくれるカラクリ。

 「なんだ、完全に不正請求じゃないか!」実はそれも微妙な問題で、一概には言い切れない場合も。

 慢性的な肩こりの人が、手をついて肩をひねった。

 もともと腰痛だった人が、物を持ち上げてさらに痛めた。

 年齢的に膝が痛んでいた人が、たまたま転んだ。

 これらはどれも問題なく保険を適用できる。その線引きをどうするかは、整骨院側の良心と判断。ちなみに私自身はもともと保険を扱っていないので、直接関係のない話。ただクライアントの先生には節度を持って扱うよう、いつも注意を促している。

 たしかに保険を使えるといえば、集客しやすいし患者さんも喜ぶ。でも見つかって営業停止になったら、整骨院だけでなく結局患者さんも困ってしまうので要注意だ。

■田中宏(たなか・ひろし) 1975年3月3日兵庫県出身。2000年日本柔道整復専門学校卒業。
2009年神戸市垂水区で天竺整骨院(http://www.tenjikuseikotu.com/)を開院。健康保険を使わない完全自費治療で一回の治療時間は10分程度。リラクゼーションや美容系のメニューは扱わず、一貫して「治療」にこだわっている。

一人で月商300万円を稼ぎ出す現役治療家であると同時に、後に続く治療家を育成するため整体チャンピオン実践会を主催し、治療技術グループレッスンや各種セミナー、コンサルティングなども精力的に行っている。

関連記事
おススメサイト!
最新記事
『忍者AdMax』
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ