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【気になるこの症状】心臓突然死 早期のAED使用が心停止の生死分ける


 電気ショックで心臓の動きを規則正しいリズムに戻す「AED(自動体外除細動器)」の使用が、一般市民に認められて今月で10年。心臓突然死の大半は心室細動という不整脈で起こる。目撃したら一刻も早いAEDの使用が生死を分ける。

 【高齢から子供まで】

 国内で心臓病が原因で突然、心停止を起こして搬送される人は年間約7万人(毎日約200人)もいる。その心臓病もさまざまだ。「減らせ突然死プロジェクト」実行委員長で、立川病院(東京)の三田村秀雄院長が説明する。

 「心停止状態の心室細動の原因になる主な病気は、中高年なら心筋梗塞や心筋症など、若い人では冠動脈奇形や肥大型心筋症など。子供では野球やサッカーなどのスポーツ中に、ボールが胸に当たって起こる心臓震盪(しんとう)があります」

 いつどこで突然、心停止を起こして倒れる人がいるか分からないのだ。

 【1分1秒が重要】

 119番通報から救急隊が到着するまでの時間は年々延びていて、現在の全国平均は8・3分。この短時間で目撃した周囲の人が、いかに早くAEDを使用するかが心停止した人の生死を分ける。

 「心停止から電気ショックが1分遅れるごとに、助かる確率が1割ずつ下がります。心停止から通報までに2-3分かかり、さらに救急隊の到着を待っていてはまず助かりません」

 統計では、2005-2012年に3775人に現場でのAED(電気ショック)が行われ、1627人が助かっている。

 「目撃された心停止の救命率は、119番通報のみでは8・6%(社会復帰4・5%)、心臓マッサージをした場合は14・2%(同9・7%)、AED使用は41・4%(同36%)です」

 【すぐに心肺蘇生(そせい)を】

 AEDは、駅や学校、公共施設などに現在、約30万台が市民用として設置されている。では、倒れた人を目撃したら、どう対応すればいいのか。

 「声掛けをして意識がなく、通常の呼吸をしていなければ、すぐに119番通報とAEDを探してくるように周囲の人に依頼する。間をおかず現場の人は、早急に心臓マッサージをAEDが到着するまでやり続けてください。人工呼吸はしなくても構いません」

 心臓マッサージの押す位置は、大まかに乳首と乳首の間の真ん中。硬い骨の部分に手のひら部分を当て、その上にもう片方の手を重ねる。

そして、肘を伸ばし、肩が手の真上にくる姿勢で、5センチ以上沈む強さで1分間に100回以上のスピードで繰り返す。

 「AEDの操作は簡単で、ふたを開ければ音声で操作の仕方の指示が流れます。AEDで心室細動が治まっても、救急隊が来るまで心臓マッサージは続けてください」

 心肺蘇生の講習会は、日本赤十字や消防署で実施している。

 《心肺蘇生の手順》
 (1)周囲の人に119番通報とAEDを依頼する
 (2)直ちに心臓マッサージを開始する
 (3)AEDが来たら、音声に従って電気ショック
 (4)すぐに心臓マッサージ再開、2分ごとのAED診断で電気ショック不要と判断されても、救急隊到着まで続行
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