あなたの健康はお金で買えますか・・・? 飲み過ぎの人、要注意!高血圧の時に避けるべきフルーツとは
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飲み過ぎの人、要注意!高血圧の時に避けるべきフルーツとは

高血圧を放置しておくと、動脈硬化や虚血性心疾患、脳卒中などの重篤な病気を引き起こす可能性があるため、早めの治療が必要です。ただし、高血圧の薬の中には、服用中は避けなければならない食べ物が存在するものもあります。

高血圧の薬と相性の悪い食べ物について説明します。

●高血圧の薬とグレープフルーツの相互作用とは?

高血圧の薬の中には、グレープフルーツに含まれるフラボノイドという成分によって薬が効きすぎてしまったり、逆に効かなかったりするものがあります。また、薬が体内で分解されにくくなり、いつまでも体内に残ってしまう可能性もあります。

そうなると、副作用が起こる危険性もあるので、服用中は摂取を避けるように指導されます。

薬の作用は、ものによっては2~4日ほど持続するものがあります。グレープフルーツの影響は、摂取後24時間程度続くため、影響がないように食べるということは困難です。また、グレープフルーツの摂取量が少なかったとしても、関係ありません。

銘柄や産地の違いなどで種類も異なるため、細かく指示、指定することも不可能です。グレープフルーツが好きな方にはお気の毒ですが、高血圧の薬を服用している間は食べないようにしましょう。

●服用時はグレープフルーツの摂取を避けたい高血圧の薬とは

グレープフルーツとの相性が悪いのは、カルシウム拮抗薬で、主に高血圧や狭心症に使用される薬です。具体的な薬の種類と相互作用の強さについてご紹介します。

・カルブロック錠16mg(強い)

・アテレック錠10mg(強い)

・コニール錠4mg(強い)

・アダラートL錠20mg(強い)

・アダラートCR錠20mg・40mg(強い)

・アダラートカプセル5mg(強い)

・ワソラン錠40mg(やや強い)

・ノルバスクOD錠2.5mg・5mg(弱い)

また、肺高血圧症に用いる薬(トラクリア錠62.5mg)や、慢性動脈閉塞症・脳梗塞などに用いる薬(プレタール錠50mg・100mg)なども、グレープフルーツとの飲み合わせはよくないため、服用中の摂取は避けるようにしなければなりません。

いずれにしても、薬を処方された段階で注意事項をよく聞いておきましょう。

●グレープフルーツ以外にもある!注意したい柑橘類果物は?

注意したい食べ物は、グレープフルーツ以外にもあります。高血圧の薬に影響を及ぼす果物としては、次のものがあげられます。

○高血圧の薬に影響を及ぼす果物

晩白柚 、土佐ブンタン 、平戸ブンタン 、スィーティー 、サワーオレンジ(ダイダイ) 、夏みかん 、ポンカン 、いよかん 、絹皮 、金柑 、八朔

○高血圧の薬に影響を及ぼさない果物

反対に、同じ柑橘系のフルーツでも、影響を与えないものもあります。代表的なものには、

バレンシアオレンジ、レモン、カボス、温州みかん、マンダリンオレンジ
などがあります。

危険を避けるためにも、高血圧の薬を処方されたら、飲み合わせについての指示をよく聞いて、理解したうえで服用するようにしましょう。

(この記事の監修: 高輪皮膚科・形成外科 院長 / 小林しのぶ 先生)
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