“メタボ”という言葉、すっかり定着しましたね。メタボリックシンドロームは気付かないうちに動脈硬化が進んで、ある日突然心臓病や脳卒中になり、突然死するリスクのある恐ろしい病態です。
そして、サークルKサンクスが行った「メタボリックシンドロームに関する意識調査」によると、メタボ予備軍を自覚しながら何ら対策をしていない人が、男女ともに4割以上もいるとわかりました。
痛みがないので、自分が現状でどれくらい危ないのか、実感しにくいことが原因かもしれません。
そこで今回は、厚生労働省の健康情報サイトの記事を参考に、現在一般的におこなわれている、メタボリックシンドロームの簡単なセルフチェック方法を紹介します。ぜひともやってみてください。
■ウエストを測るだけ!
メタボリックシンドロームを正確に調べるには、CT検査をします。そして、おへその高さで胴体を輪切りにした画像で、100平方センチメートル以上の内臓脂肪面積がみられ、高血圧や高血糖などを合併していると、メタボリックシンドロームと診断されます。
……ですが、なかなかCT検査を受ける機会はありませんよね。
そこで自分でもできるチェック方法が、ウエストの計測です。日本肥満学会によると、内臓脂肪の面積とウエストサイズには一定の関係があるそうで、男性の場合はウエスト85センチメートル、女性の場合は90センチメートルになると“危険信号”です。
また、ウエストが上述のサイズを超えている場合は、高血圧や高血糖になる可能性が高くなるそうなので、忙しい人でもメジャーを引っ張り出して、今すぐチェックしてみてください。
■男性は85センチ以上、女性は80~90センチ以上は要注意!
ちなみに、男性よりも女性のほうが90センチメートルとサイズが大きい理由は、女性はもともと“皮下脂肪”が多いからです。同じ100平方センチメートルの“内臓脂肪”があっても、女性は“皮下脂肪”がもともと多いので、ウエストサイズが大きくなるそうです。
WHO(世界保健機関)では、女性のウエストサイズが80センチメートル以上になるとメタボリックシンドロームの“危険信号”としています。昔からやせ型の人は80センチメートルを基準に考えてみるといいかもしれません。
以上、メタボリックシンドロームを簡単にチェックする方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ウエストサイズが上述の数値を超えている人は、念のため内科で診てもらったほうがいいかもしれません。放置すると気付かないうちに動脈硬化が進んで、心臓病や脳卒中などの重大な病気に発展し、突然死するリスクすらあります。
十分注意してくださいね。
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