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過眠症…太ももに針を刺して眠気にあらがう人も

昨年9月に読売新聞医療部に着任してから、初めて医療ルネサンスの連載を担当させていただきました。テーマは、自分も悩みを抱える身近なものとして「睡眠と健康」を選びました。

 まず、この分野を専門とする大学教授にアドバイスを頂いて初めて知ったのは、一口に「睡眠障害」と言っても様々な病気があることでした。

この先生のアドバイスに従って具体的な取材を進めていったのですが、出会った患者さんは皆、病気や薬について自分でも調べ、知識が大変に豊富なことに驚かされました。

 この中で、最も印象に残ったのは過眠症の一つ「ナルコレプシー」の患者さんです。突然襲ってくる睡魔の強さは、「3日間睡眠をとらずに難しい数学の問題に取り組んでいるほど」とも言われます。

記事に登場した患者さんは、大学受験で休憩時間中に仮眠をとり、試験中にうたた寝する時間も計算して臨み、見事合格して自分の夢をかなえました。

 記事では取り上げることができませんでしたが、患者団体「日本ナルコレプシー協会」(なるこ会)の副理事長・河野通久さんは、太ももに針を刺して、眠気にあらがいましたが、全く効果がなかったと言います。

こうした壮絶な経験を経て、今は服薬により、普通の生活を送っています。いずれの患者さんも「『たかが睡眠』と思われるかもしれませんが、治したい一心でした」と口をそろえます。

その思いが適切な治療につながり、自身の病気を冷静に見つめられていると感じられました。当然かもしれませんが、どんな病気も「たかが」と高をくくらないことが大切だと思いました。
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原隆也(はら・りゅうや)

 昨年8月まで地方部で東日本大震災の復興支援情報などを担当。横浜支局では大学医学部の博士論文を巡る謝礼金授受問題を手がけた。
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