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爆発寸前! あなたが「キレる」5つの予兆と対策


キレやすい人にもいろいろなタイプがあります。元々キレやすい傾向がある人もいれば、最近それが出てきてしまっている人もいるでしょう。いずれにせよキレてしまえば、その間本来の自分を見失ってしまいます。場合によっては何らかのトラブルの原因になってしまうかもしれません。

実際、多くの方が「キレたらいけない。なるべくその場は我慢して無用の波風を立てないようにしよう」といったことが念頭にあると思います。

でも、このご時世ですからストレスのレベルは、かなりのものではないでしょうか? 誰しもそれがあるレベルを超えれば、普段とは違う自分になる可能性があるでしょう。

そこで最近キレやすい傾向がある人に向けて、日常生活上、深刻な問題が生じないように精神医学的なアドバイスを詳しく述べたいと思います。

◆最近、声を荒げてしまったことはないですか?

いつも平常心でいることができれば、それはまさに理想の姿ですが、達成するのは時になかなか難しいものです。もし以下のようなことに心当たりがあれば、普段の自分を失いやすい状態にさらされているかもしれません。

□イライラが強い、あるいは気が散りやすく、やるべきことに充分集中できない
□他人の言動に敏感に反応しやすくなっている
□何かネガティブなことが起こると、それに気がとらわれやすく、なかなか気持ちの切り替えができない
□予期せぬことが起こるたびに普段ならしない失敗をしてしまいがち
□あせりや焦燥感が強くなっている

こうした折、例えば、誰かに何かの拍子で足を踏まれてしまったとしましょう。たとえ相手がワザとではないとわかっていても、場合によっては、つい怒りの声をあげてしまうかもしれません。とりあえずその場はトラブルなしで済んでも、皆口には出さないだけで、周りの目はなかなか厳しいものです。

本人は、自分のイライラが周りにネガティブな印象を与えたことに意外と気付いていません。しかしその場で生じた問題を拡大させないためにも、自身の衝動をしっかり認識する必要があります。もしこうしたことに心当たりがあれば、今の自分に危機感を持つきっかけにしていきましょう。

◆イライラし過ぎる場合、負のスパイラルには要注意!

ご自分がイライラしやすくなっていることにもし気付いたら、まずその現状をはっきり把握しておきましょう。具体的にはそれはいつ頃から始まったのか? どんな状況でイライラが強まるのか? そして、そのことが原因で日常生活に何か問題が起きていないか、しっかり見分けたいものです。

仕事や勉学の能率はそれまで通りで、対人関係においても特に問題が生じていない場合は、イライラ気味になっていたとしても日常生活の範囲内でしょう。しかし、ちょっとしたことで声を荒げてしまうようになっていたら、イライラのレベルはかなり深刻です。何らかの対処をすぐ考えたいところです。

イライラがこのように深刻化する原因としては、まずストレスが考えられます。例えば仕事の量が多すぎる、あるいは仕事のプレッシャーが強すぎる、休養が充分取れていない、あるいはプライベートでつらいことがあった、そして場合によっては体調がすぐれないこともイライラしやすい原因になっているでしょう。

こうしたことは1つひとつがかなりのストレスになり得るもので、複合化すれば大変なレベルになってしまいます。イライラしやすい人はそれが負のスパイラルを生み出す可能性があるのです。

例えば上記のように人前で声を荒げてしまえば、その場の人間関係はギスギスしてくるでしょう。それ自体も、大きなストレスになる可能性があります。そして冴えない気持ちを晴らす手段として、ギャンブルなどが普段以上にやりたくなってしまうかもしれません。こうしたことは自分が抱えている問題を解決しませんし、依存症につながるリスクもあります。負のスパイラルを生み出しやすい……といったことには充分注意が必要です。
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◆事態を認識したら危機感を持つこと、それが最重要です!

イライラしやすい、あるいはキレやすい傾向は人のパーソナリティの一面でもあります。他人の目からは問題があることが一目瞭然でも、自分ではなかなかそれを認識しにくい場合もあるでしょう。

そして場合によっては、キレること自体がその人のストレス解消の手段になっていることもありますし、簡単に変わることはできないかもしれません。しかし、対処の第一歩はそれをしっかり認識することです。

また、ご自分の周りには、平常心を維持することに優れている方がきっといらっしゃるのではないでしょうか? そうした方をお手本にするのもいいと思います。

最後に、最近普段の自分ではないようにイライラしてしまう……といった場合は、うつ病など心の病気の可能性にも注意したいところです。

イライラしやすい、キレやすいといったこともそうですが、一般に何らかの精神症状が一週間以上持続していて、なおかつ、こうした症状が原因で日常生活に深刻な悪影響が現われている場合、心の病気の可能性も考えられるということは皆さま、どうか頭に置いておいてください。
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中嶋 泰憲(精神科医)
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