肩こりはもんでも治らない? 理学療法士が明かす驚きの解消法とは
頭痛や眼精疲労をはじめ数々の不調を引き起こす、つらい肩こり。「スマホ首」という言葉が話題になりましたが、日々、スマートフォンが手放せない私たちにとって、首の痛みや肩こりはもはや"新・国民病"といっても過言ではないかもしれません。
湿布や磁気ネックレスを使ったり、あるいは定期的にマッサージ店に通ったりと、自己流のケアで日々やり過ごしているという方も多いのではないでしょうか?
しかし、本書『こりの原因は手首にあった 肩こりはもまずに治せる!』の著者、理学療法士の清水賢二さんによれば、これらは一時的な対症療法でしかなく、根本的な解決にはならないと言います。
清水さんは本書の中で「肩こりの原因は肩そのものでなく、手首にあるのです」と述べ、肩を直接もんだり叩いたりするよりも、手首へのケアが肝心だと訴えます。
本来、健康な手首は、親指と小指が向き合ってアーチ状にカーブしている状態。ところが、スマートフォンやパソコン作業などで手首を酷使し負荷をかけすぎると、このアーチが潰れ、平らになってしまうのだとか。そうなると手首の筋膜(筋肉をはじめ全身を覆う膜)がよれて血管や神経が圧迫され、腕全体の筋肉の動きが悪くなり、肩への負担が増加。その結果、肩こりがひどくなってしまいます。
そこで清水さんが考案したのが、手首のアーチを整えて筋膜の不調をリセットする施術。本書では、肩もみよりも有効な、3つの「手首アーチ体操」をご紹介。頑固な肩こりに困っている方はぜひ、本書が提唱するエクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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