アンダーヘア処理は自己処理でもいい?おすすめのお手入れ方法
自己処理をするには難易度の高い、アンダーヘア。失敗したことがある、という女性もいるのでは?医療機関でVIO脱毛をすれば早いけど、デリケートゾーンを人に見られるのが恥ずかしい人もいるだろう。どうにかしてVIO部分を自己処理したい方に、コツやヒントを伝授!今回はアヴェニュー六本木クリニックの河合朝奈先生が、VIOの正しい自己処理方法とお手入れの仕方を解説してくれた。
【写真】ツルツル派が増加中!日本のリアルな「アンダーヘア」事情
■お話を伺ったのは・・・・・・
アヴェニュー六本木クリニック 河合朝奈(かわい・あさな)先生
東京女子医科大学医学部卒業。JCHO東京高輪病院、名古屋第一赤十字病院形成外科で研さんを積み、現在に至る。日本形成外科学会、日本美容外科学会所属。「施術だけでなく、スキンケアなど美容に関する困りごとなら何でもおまかせください。女性ならではの目線に立ち、親身になってお応えいたします」
VIOの自己処理の方法を解説
「自己処理の簡単な流れは、“デザインを決める、毛の長さをカットする、ラインから出るところやI・Oラインをシェービングする、最後に清潔を保ち保湿をする“です。
伸びきっている毛を整えるだけでも、蒸れによるトラブルを防げたりボリューム感が減りますよ」と河合先生。
次にそれぞれの工程を、詳しく見ていこう。
【そもそもVIOってどこの部分?】
「まずカットをする前に、デザインを決めましょう。できれば鏡を使いマーキングをつけると、理想の形に近づきます」と河合先生。
デリケートゾーンに生える毛は、大きく3つに分けられる。
下着からはみでている毛・・・Vライン
大陰唇(だいいんしん)のサイドに生えている毛・・・Iライン
肛門まわりの毛・・・Oライン
【部位別・正しい剃り方&ポイントとは?】
河合先生は、「Vラインは、シェーバーで毛の流れに沿って優しく剃りましょう。しかしI・Oラインは形が入り組んでいて、皮膚も柔らかくシワがよりやすいため、皮膚を伸ばしながら顔用に用いるような先が小さく肌に優しいタイプの電気シェーバーで少しずつ剃ることをおすすめします。
まず毛を指で挟み、出た長さをはさみでカット。そしてデザイン通りにシェービング。デリケートゾーンは粘膜にも近いため、皮膚を丁寧に伸ばしながら毛の流れに沿って剃ることがポイント。
避けてほしいのは、“毛の向きと逆に剃ること、強く押し当てて剃ること“です。皮膚を傷つける行為は、埋没毛となるリスクが高まります」という。
埋没毛とは皮膚の中に毛が埋まること。そこで炎症が起きる場合もあるので、注意が必要だ。痛みや異変を感じたら病院で治療してもらおう。
VIOのセルフ処理をするときのアイテムは?
・カミソリ、顔用電気シェーバー
・保湿クリーム
・鏡
・マーキング用のペン
・VIO専用の脱毛クリーム
「カミソリよりも電気シェーバーの方が、肌を傷つけないという面で適しています。電気シェーバーは顔でも使用するため、先端が小さく肌を傷つけにくいのです。
剃ったあとは必ず、デリケートゾーン専用のクリームで保湿をしてください。また通常の入浴後でも保湿クリームを塗りましょう。デリケートゾーンに限らず普段から保湿されている肌は、炎症を起こしずらい状態を作ります。そして、自己処理後の炎症や色素沈着の予防にも繋がるのです。
最近はVIO専用の脱毛クリームもありますね。皮膚を傷つけるリスクは減るので使用してもいいと思います。デリケートゾーンでの使用前に、自分の肌でパッチテストをしましょう」 と河合先生。
脱毛クリームは皮膚を傷つけないが、皮膚と水平に毛がなくなるので埋没毛になるリスクが高くなるそう。埋没毛は時間が経つと生えてくる可能性もあるため、そこまで心配もしなくても大丈夫だが、もし異変を感じたら病院へ行こう。
VIOは医療脱毛をするほうがいい? メリットとデメリットは?
VIOの自己処理は、しっかりとポイントを押さえておけばとても魅力的。なぜなら自分の好きなタイミングでできるし、人に見られない、デザインの変更コストもかからないから。でも、やはりプロに任せたいという人のために、医療脱毛のメリットとデメリットについて河合先生に伺った。
【メリット】
「1.2回のVIO脱毛で、“毛量がグッと減る、毛質も柔らかくなる、何より自己処理の頻度が減る“ので、皆さん喜ばれます。VIO脱毛とは生えてる毛にレーザーをあて、毛根を破壊させます。5~8回行えば、ほぼ生えてこなくなりますよ。
毛量が減るとムレによるトラブル(かゆみや匂い、炎症など)も減るので、人に相談しづらい悩みも減ります」
併設するアヴェニューウィメンズクリニックでは、黒ずみを改善するレーザーなどデリケートゾーンのメニューがあり、多くの女性が来院している。VIO脱毛で使用しているレーザー機器は、皮膚表面には反応しないため、皮膚にダメージを与えず脱毛できることが特徴。生理中の経血、おりもの等の付着も防ぎ臭いの原因を抑えられるのでおすすめ。
【デメリット】
「医療機関での脱毛は主にレーザーを使用するので、照射の痛みやその後のひりつきを引き起こす可能性があります。ですが痛みなどを軽減されるように、工夫された様々な照射方法も存在しますよ。
また日頃からデリケートゾーンを清潔に保ち保湿をすれば、このようなトラブルを避けられます」
デリケートゾーンに白髪がある場合、どうしたらいいの?
「併設するアヴェニューウィメンズクリニックには、将来的な介護を想定して、VIO脱毛を開始される40~60代の方も増えているのですが、白髪になるとレーザーが反応しないので医療脱毛が難しい場合も。ただ、ニードル脱毛などの別の対応方法もありますので、まずはクリニックで相談してみてください」と河合先生。
VIOはきちんとした手順で行えば、自己処理も可能! もし自己処理を試してかゆみが出たり、うまくいかなかったら、クリニックに相談してみよう。
料金や脱毛方法などを比較検討して、自分に合ったVIO処理法をチョイスして
【写真】ツルツル派が増加中!日本のリアルな「アンダーヘア」事情
■お話を伺ったのは・・・・・・
アヴェニュー六本木クリニック 河合朝奈(かわい・あさな)先生
東京女子医科大学医学部卒業。JCHO東京高輪病院、名古屋第一赤十字病院形成外科で研さんを積み、現在に至る。日本形成外科学会、日本美容外科学会所属。「施術だけでなく、スキンケアなど美容に関する困りごとなら何でもおまかせください。女性ならではの目線に立ち、親身になってお応えいたします」
VIOの自己処理の方法を解説
「自己処理の簡単な流れは、“デザインを決める、毛の長さをカットする、ラインから出るところやI・Oラインをシェービングする、最後に清潔を保ち保湿をする“です。
伸びきっている毛を整えるだけでも、蒸れによるトラブルを防げたりボリューム感が減りますよ」と河合先生。
次にそれぞれの工程を、詳しく見ていこう。
【そもそもVIOってどこの部分?】
「まずカットをする前に、デザインを決めましょう。できれば鏡を使いマーキングをつけると、理想の形に近づきます」と河合先生。
デリケートゾーンに生える毛は、大きく3つに分けられる。
下着からはみでている毛・・・Vライン
大陰唇(だいいんしん)のサイドに生えている毛・・・Iライン
肛門まわりの毛・・・Oライン
【部位別・正しい剃り方&ポイントとは?】
河合先生は、「Vラインは、シェーバーで毛の流れに沿って優しく剃りましょう。しかしI・Oラインは形が入り組んでいて、皮膚も柔らかくシワがよりやすいため、皮膚を伸ばしながら顔用に用いるような先が小さく肌に優しいタイプの電気シェーバーで少しずつ剃ることをおすすめします。
まず毛を指で挟み、出た長さをはさみでカット。そしてデザイン通りにシェービング。デリケートゾーンは粘膜にも近いため、皮膚を丁寧に伸ばしながら毛の流れに沿って剃ることがポイント。
避けてほしいのは、“毛の向きと逆に剃ること、強く押し当てて剃ること“です。皮膚を傷つける行為は、埋没毛となるリスクが高まります」という。
埋没毛とは皮膚の中に毛が埋まること。そこで炎症が起きる場合もあるので、注意が必要だ。痛みや異変を感じたら病院で治療してもらおう。
VIOのセルフ処理をするときのアイテムは?
・カミソリ、顔用電気シェーバー
・保湿クリーム
・鏡
・マーキング用のペン
・VIO専用の脱毛クリーム
「カミソリよりも電気シェーバーの方が、肌を傷つけないという面で適しています。電気シェーバーは顔でも使用するため、先端が小さく肌を傷つけにくいのです。
剃ったあとは必ず、デリケートゾーン専用のクリームで保湿をしてください。また通常の入浴後でも保湿クリームを塗りましょう。デリケートゾーンに限らず普段から保湿されている肌は、炎症を起こしずらい状態を作ります。そして、自己処理後の炎症や色素沈着の予防にも繋がるのです。
最近はVIO専用の脱毛クリームもありますね。皮膚を傷つけるリスクは減るので使用してもいいと思います。デリケートゾーンでの使用前に、自分の肌でパッチテストをしましょう」 と河合先生。
脱毛クリームは皮膚を傷つけないが、皮膚と水平に毛がなくなるので埋没毛になるリスクが高くなるそう。埋没毛は時間が経つと生えてくる可能性もあるため、そこまで心配もしなくても大丈夫だが、もし異変を感じたら病院へ行こう。
VIOは医療脱毛をするほうがいい? メリットとデメリットは?
VIOの自己処理は、しっかりとポイントを押さえておけばとても魅力的。なぜなら自分の好きなタイミングでできるし、人に見られない、デザインの変更コストもかからないから。でも、やはりプロに任せたいという人のために、医療脱毛のメリットとデメリットについて河合先生に伺った。
【メリット】
「1.2回のVIO脱毛で、“毛量がグッと減る、毛質も柔らかくなる、何より自己処理の頻度が減る“ので、皆さん喜ばれます。VIO脱毛とは生えてる毛にレーザーをあて、毛根を破壊させます。5~8回行えば、ほぼ生えてこなくなりますよ。
毛量が減るとムレによるトラブル(かゆみや匂い、炎症など)も減るので、人に相談しづらい悩みも減ります」
併設するアヴェニューウィメンズクリニックでは、黒ずみを改善するレーザーなどデリケートゾーンのメニューがあり、多くの女性が来院している。VIO脱毛で使用しているレーザー機器は、皮膚表面には反応しないため、皮膚にダメージを与えず脱毛できることが特徴。生理中の経血、おりもの等の付着も防ぎ臭いの原因を抑えられるのでおすすめ。
【デメリット】
「医療機関での脱毛は主にレーザーを使用するので、照射の痛みやその後のひりつきを引き起こす可能性があります。ですが痛みなどを軽減されるように、工夫された様々な照射方法も存在しますよ。
また日頃からデリケートゾーンを清潔に保ち保湿をすれば、このようなトラブルを避けられます」
デリケートゾーンに白髪がある場合、どうしたらいいの?
「併設するアヴェニューウィメンズクリニックには、将来的な介護を想定して、VIO脱毛を開始される40~60代の方も増えているのですが、白髪になるとレーザーが反応しないので医療脱毛が難しい場合も。ただ、ニードル脱毛などの別の対応方法もありますので、まずはクリニックで相談してみてください」と河合先生。
VIOはきちんとした手順で行えば、自己処理も可能! もし自己処理を試してかゆみが出たり、うまくいかなかったら、クリニックに相談してみよう。
料金や脱毛方法などを比較検討して、自分に合ったVIO処理法をチョイスして