あなたの健康はお金で買えますか・・・? ママの特権!?赤ちゃんとのスキンシップから生じる「愛情ホルモン」と「幸福ホルモン」とは?
fc2ブログ

ママの特権!?赤ちゃんとのスキンシップから生じる「愛情ホルモン」と「幸福ホルモン」とは?

妊娠の周期が進むにつれ、ママの身体にはさまざまな変化が生じてきます。そのひとつが、おっぱいのサイズアップ。妊娠中は体重が増加しやすくなりますが、おっぱいが大きくなるのは体重増加とは別の話です。

ここでは、母乳に関係する2つのホルモンについて簡単に解説します。

◆妊娠中から母乳の準備は始まっている
妊娠中にママのおっぱいが大きくなるのは、体が母乳を作る準備を始めているからなのです。おっぱいは、乳腺葉と脂肪でてきています。乳腺葉は母乳を作る工場。

通常は片方の乳房に約15~20個の乳腺葉があり、妊娠すると母乳の生産ラインを増やそうとして乳腺葉が発達します。これに伴って、乳腺葉の周囲の脂肪も乳腺葉を守ろうとして増えるので、おっぱい全体が大きくなるのです。

やがて出産を機に、赤ちゃんに母乳を与える上で大切な2つのホルモンが、ママの体をコントロールし始めます。

◆母乳を作るホルモン、母乳を運ぶホルモン
母乳の原料はママの血液です。その血液を材料に母乳を作るよう指令を送るのが、「プロラクチン」というホルモンです。そして、作られた母乳を運ぶのは「オキシトシン」というホルモン。この2つのホルモンは、赤ちゃんがママの乳首を吸う刺激によって分泌が促されます。

◆愛情ホルモン「プロラクチン」
脳の下垂体という部位の前葉から分泌されたプロラクチンによって、乳腺葉の中の乳腺小葉の毛細血管から血液を取り込み、母乳が生産されます。赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって分泌されるプロラクチンは、ママが「そろそろおっぱいの時間かな」と赤ちゃんのことを心配するだけでも分泌されます。

このことから、プロラクチンは「愛情ホルモン」と呼ばれています。

◆幸福を運ぶオキシトシン
一方、下垂体の後葉から分泌されるオキシトシンは、乳頭から母乳を分泌させるほか、さまざまな働きを持つホルモン。人と人のふれあいの際にも分泌されることから、別名「幸福ホルモン」と呼ばれます。

授乳期のママは、愛情ホルモンと幸福ホルモンに包まれるのです。この2つのホルモンのシャワーを浴びることができるのは、女性に生まれ、ママになった人だけです。

産後の生活はストレスも少なくありませんが、ママだけの特権を味わいつつ、愛情いっぱいの母乳を赤ちゃんに届けたいですね。
関連記事
おススメサイト!
最新記事
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
admax
="">
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ