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池波志乃が夫婦で取り組む終活 アトリエ、別荘を手放し遺言書も準備


人生の最後を締めくくり、次の世代にスムーズにバトンを渡すための終活。その際に大切なのは、住まいも含めた不要なモノの整理だ。それは著名人であっても同様だ。池波志乃(66才)、中尾彬(78才)夫妻は、結婚3年目に建てた千葉・木更津にあるアトリエを5年前に手放したという。

「処分する際、アパート経営をすすめてくる業者もいましたが、中尾がきっぱりとお断りしました。終活なのに面倒が増えるのは嫌だからって」(池波・以下同)

 夫妻は15年ほど前に続けて大病を患い、「いろいろと持ちすぎた生活を整理しよう」と終活を意識するようになった。そこで、最初に手をつけたのが木更津のアトリエだった。

「イタリア産の素材を使い、こだわって建てたアトリエでした。しかし、東京で仕事もあり、中尾も大きなキャンバスで絵を描くことがなくなったため最近は訪れることもなく、荷物置き場のようになっていました。

 老朽化も目立ち、最初は修理して維持しようと思ったのですが、私たち夫婦もどちらかが体が動かなくなったり、認知症になるかもしれません。この先はどんどん衰えていくことを認めたうえで、老後を快適に過ごすための新しい出発をしたい。そう中尾と話し合った末に、アトリエを手放すことにしたのです。それが私たちの終活の始まりでした」

 思い出のアトリエは、解体して更地にして売却。さらに、別荘として16年間利用していた沖縄のマンションも手放した。自宅の食器や洋服、中尾のトレードマークである“ねじねじ”ストールなども次々と手放し、東京・谷中に墓を建て、ふたりで遺言書を書いた。

 コロナ禍も相まって、必要な道具まで「うっかり捨てすぎた」と笑う池波だが、後悔はひとつもないという。

 前向きな終活で失敗しないコツは「よこしまな気持ちを持たないこと」と語る。

「たとえば木更津のアトリエは、更地にするための費用と、土地の売却代がほとんど同じでした。そこでよこしまな気持ちを出して、『もう少し高く売れるはずだ』と売り惜しみをすると、せっかく抱いた『整理しよう』という気持ちがざわつきます。

 大切なのは、売ることや得することに執着せず、楽しい思い出に感謝する気持ちで終活を進めること。終活は“死に支度”ではなく、自分たちが衰えたとき煩わしいことに振り回されず、よりよい生活を送るための作業です。なかには悪徳な業者もいますから、欲を張るほどトラブルに巻き込まれ、すっきりした老後を送れなくなります」

 終活は、手つかずはもちろん、やりすぎてもいけない。残される人たち、自分たちの老後にとって「優しい終活」を実践するには、ほどほどのさじ加減が重要だ。

※女性セブン2021年7月15日号

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