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わずか20年で全世界に広まった梅毒


いま梅毒が流行っているらしい。梅毒患者は戦後間もない1940年代には20万人を超えていたが、その後抗生物質のペニシリンなどのおかげで激減、一時は患者数500人を切ったこともあるが、2011年以降増えだし2019年には6000人を超えている。

コロナ禍で以前に比べてよく手を洗うようになり、アルコールを使っての除菌等をするようになってか、風疹、おたふくかぜ、水ぼうそうなど感染症は明らかに減っているおり、インフルエンザや麻疹(はしか)は激減した。しかし性感染症はあまり減っていない。

梅毒はコロンブスとその船員が、新大陸からヨーロッパに運んだと言われている。

ヨーロッパに渡った梅毒は、たちまち広がり、多くは数か月以内に死んだというから恐ろしい。中世ヨーロッパにおいて梅毒は主要な死因の一つでもあった。

そして日本には、コロンブスがアメリカ大陸を発見してわずか20年後に梅毒患者が確認されている。交通機関の発達していない時代に、わずか20年でこの凶悪な性病が地球を一周したというのは、人間がいかにSEX好きな動物かということがわかる。

この梅毒は、かの偉大な哲学者ニーチェの脳を犯し、かのアル・カポネは刑務所に入ったときに悪化し、梅毒に脳をやられたカポネは泣き虫になり、ずいぶんといじめられたそうな。

1906年(明治39)に実質的に東大附属高校とも云われた、第一高等学校の生徒の健康診断をしたところ、実に3分の1が梅毒をはじめとする性病に感染していたという結果が出た。

驚いた全国の有名大学は、入試合格者全員の性器や肛門を調べ、梅毒など性病にかかっているかどうかを検査し、もし罹っていたら入試合格者でも、あるいは完治していたとしても「いかがわしい場所に出入りする者はエリートの資格なし」と、容赦なく落としたという。

この性病検査はなんと東大では1956年(昭和31)まで続けられ、一部の大学では1970年代まで行っていたというから驚く。

プロフィール おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。
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