【意外な原因】お尻が垂れている人は太もも裏が硬い?トレーニング前に行うと効果が高まるストレッチとは
お尻のたるみが気になって、トレーニングを始めたもののなかなか改善されない場合、ある部位の硬さが原因かもしれません。ココの硬さが改善されないと、がんばってトレーニングをしても効果的ではないため、トレーニング前にほぐす必要があります。今回は、お尻のたるみを改善するためにまずほぐすべき部位とその理由をご紹介します。
【写真でやり方を見る】垂れ尻の人は太もも裏が硬い?美尻トレーニング効果が上がる運動前ストレッチ
お尻がたるむ意外な原因とは?
お尻のたるみが気になっているけれどなかなか改善されない場合、太ももの裏側の筋肉であるハムストリングが硬いことが多いです。試しに前屈をしてみると、その硬さに気づくかもしれません。もも裏がガチガチに固まっていると、お尻がたるむ原因となってしまいます。
それはどうしてでしょう? ハムストリングは坐骨結節によって骨盤と繋がっています。ハムストリングが固まってしまうと、骨盤が引っ張られてしまうため、骨盤が後傾してしまうのです。骨盤が後傾することでお尻は下向きになってしまいます。
このことから、垂れ下がったお尻になってしまうのです。このような状態をまずは改善しないと、お尻のトレーニングを行ってもなかなか効果が出ないため、まずはもも裏の硬さを改善する必要があります。
垂れ尻を改善するならまずはもも裏ストレッチから
お尻が垂れ下がって見えてしまう原因がわかったところで、対策をしていきましょう。まずはもも裏のストレッチでハムストリングほぐしを行いましょう。
◆半分の猿王のポーズ
1. 四つ這いになり、両手の間に右足をおろします。
2. 息を吐きながらお尻を後ろに引いて右膝を伸ばせるところまで伸ばしていき、頭を下ろします。5呼吸キープします。
3. 反対側も同様に行いましょう。
◆ウォーキングダウンドッグ
1.四つ這いになり、手でマットを押し出しながらお尻を上に引き上げます。
2. 足踏みをするようにして、左右の踵を交互にマットに下ろしながら太ももの裏側を無理なく伸ばしましょう。
3. 5呼吸程度行ったら、四つ這いに戻ります。
ライター/磯沙緒里 ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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