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【日本の名医】3カ国語武器に在留外国人初期診療の受け皿 上海で勤務経験も 西麻布インターナショナルクリニック院長・三上哲さん


旅行や出張で海外に出かけたとき、少しでも体調が悪くなると「どうやって医者にかかればいいのだろう」と不安になるものだ。同じことは日本に来ている外国人にも言える。そこで、在留外国人に少しでも快適な医療環境の提供を-との思いから開設されたのが、西麻布インターナショナルクリニック(東京都港区)。院長の三上哲医師はその設立意図をこう語る。

 「上海のクリニックに勤務していた時に、日本を含む海外からの渡航者が受ける医療水準の低さを見て衝撃を受けたのです。振り返って日本にいる在留外国人はどうか-と考えた時、その受け皿の必要性を強く感じて開業に踏み切りました」

 日本語と英語、それに上海で習得した中国語を武器に、在留外国人の初期診療を積極的に受け入れる。クチコミでその存在が伝わり、現在は受診者の4割を外国人が占めるまでになる。

 一方で、日本人患者を対象とした地域医療の充実にも力を入れる。一般内科、小児科、泌尿器科を中心に、救命救急センターで培った技術と知識をフルに活かした質の高いプライマリケア(初期診療)も特色の一つだ。

 「患者さんの訴えから、それが緊急性のある症状なのか否かを判別し、正しく理解してもらうことに重きを置いています」

 新型コロナウイルスの感染拡大の初期には、発熱患者の受入れに制限をかける医療機関が多かったが、三上医師はいち早く発熱外来を開設。ここでも救急外来での経験が遺憾なく発揮された形だ。

 外来診療と並行して在宅医療にも対応。まさに「赤ちゃんからお年寄りまで」に「外国人」を加えた、きわめて間口の広い医療を展開する三上医師。新しい形の都市型医療の在り方を、鮮明に提示し続ける。 (長田昭二)

 ■三上哲(みかみ・あきら) 西麻布インターナショナルクリニック院長。1984年、京都市生まれ。宮崎大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院で研修。その後聖路加国際病院救命救急センター救命救急センターでチーフレジデント、エデュケーショナルチーフを歴任。2017年から現職。日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本抗加齢医学会の各専門医。日本旅行医学会認定医。趣味はサーフィン。
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