健康を意識し過ぎ！気を付けたい「オルトレキシア」とはいったい何？

健康に気を使うことはとても大切なことです。しかし、気にしすぎると、とんでもないことになってしまいますよ。

健康を気にし過ぎてしまい現代人の中で増えてきているのが「オルトレキシア」というものです。今回は、オルトレキシアについてお話をさせていただきます。

●オルトレキシアとは

オルトレキシアとは、食事に気を遣い過ぎて、自分が「体にいい」と信じるものしか口にすることができないというものです。
悪いことではありませんが、敏感すぎる考えは逆に健康を壊してしまいます。

特定な食べ物しか口にできませんので、気付いたら栄養失調や拒食症などに陥ってしまう可能性が出てきます。自分では気づかないかと思いますが、これはとても危険なことなのです。

拒食症や過食症に一度でもなってしまいますと、そこから脱するのには、相当な時間を要することになるでしょう。

栄養以上に質にこだわる
添加物なんて食べられない
保存料、動物性の食品は、不健康食品
買い物、準備に時間がかかる
納得いかない食品を口にしたら罪悪感を抱く

上記の中で思い当たる点がいくつかあったら、オルトレキシアになっているか・なりつつあるかと思ってください。

●オルトレキシアにならないためには

オルトレキシアになってしまう人・なりやすい人というのがあります。
例えば、

・食べる量を制限してダイエットしているという理由ではなく、食べるものを制限しているせいで栄養失調になってしまうという人
・健康思考が強い人
・食物アレルギーがある人

などがそうですね。健康的になりたくて病気になってしまうなんていやな話ですね。

好きなものを好きなだけなんていうのはよくないのはわかっていますが、「別に好きじゃないけれど、体にいいから食べてる」のに不健康になるなんていうのは、残念な話です。

オルトレキシアにならないためには、「過敏」になりすぎないことです。アレルギーがあった場合は、それは食べられないと思いますが、それ以外は何でも食べてください。

国産だけじゃなく、安全な国だと言われている国の物だって食べてみてください。
そういった心がけがないと、やっぱり抵抗力だってなくなってしまいますよ。